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島根県出雲市にある寺院 ウィキペディアから
一畑寺(いちばたじ)は、島根県出雲市小境町にある仏教寺院。山号は醫王山(いおうざん)。宗派は臨済宗妙心寺派で、一畑薬師教団の総本山である。一畑薬師とも呼ばれ、「目のお薬師様」として知られる[1]。
縁起によれば、寛平6年(894年)、漁師の与市(のち出家して「補然」と称する)が、海中から引き上げた薬師如来像を本尊とし、医王寺として創建したという[2]。天台宗に属したが、正中2年(1325年)に石雲本竺が臨済宗南禅寺派寺院として再興し、寺号を成徳寺と改めた。承応2年(1653年)には一畑寺に改名。寛政2年(1790年)、妙心寺派に転属した。
昭和28年(1953年)、宗教法人一畑薬師教団が設立され、一畑寺が総本山となっている。日本各地に約50の分院がある[2]。
寺は島根半島の山中もあり、宍道湖を見下ろせる。境内には上記の伽藍のほか、宿坊「一畑山コテージ」があり、座禅体験などができる[7]。
水木しげるの『のんのんばあとオレ』の「のんのんばあ」は作品中にも一畑寺に参詣するエピソードが登場するなど一畑寺を信仰しており、その縁で2012年4月8日には「のんのんばあまつり」が開かれる。境内に「のんのんばあとしげる少年」と『ゲゲゲの鬼太郎』の「目玉のおやじ」(一畑寺が目の薬師であることに因む)のブロンズ像が建立された。
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