ロストリバーデルタ (Lost River Delta) とは、東京ディズニーシー (TDS) にあるテーマポートの一つである。
1880年代前半、ハリケーンの襲来によってジャングルに覆われていたこの地域が姿を現した。そこを人々は失われた河、エル・リオ・ペルディードと呼び、冒険家たちのキャンプが集まり小さな村が形成された。1930年代の中央アメリカには考古学者や一攫千金を狙う男たちが集まる。
1930年代の古代文明遺跡発掘現場をモチーフにした、中央アメリカ、及びカリブ海沿岸の熱帯雨林地域をテーマとし、舞台としている[1]。TDSの中では、緑が最も多いテーマポートである。
ショップ
- エクスペディション・フォトアーカイヴ
- ルックアウト・トレーダー
- ペドラーズ・アウトポスト
- ロストリバーアウトフィッター
レストラン
- エクスペディション・イート
- トロピック・アルズ
- 傍の木にはよくおしゃべりなトロピック・アル(Tropic Al)と名付けられたトゥーカン(オオハシ科の鳥)がおり、ある時期を境に姿を見せなくなったトロピック・アルを偲んでワゴンに名前が残された。
- ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル
- ロストリバークックハウス
サービス施設
- レストルーム
- 「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」出口横
- 「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」横(ハンガーステージ側)
- 公衆電話
- 「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」出口横
- 「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」横(ハンガーステージ側)
- メールボックス
- エレベーター
- 複葉機
- ロストリバーデルタを通っている水路には、複葉機が止まっている。これは「魔宮で発掘中のインディ・ジョーンズ博士が乗ってきた」という設定による。前述のピラニア航空のマークが入っている。
- また、その複葉機には"C-3PO"と書かれているが、C-3POとは、ジョージ・ルーカスの代表作である映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する人型ドロイドの名前である。なお、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』冒頭でインディ・ジョーンズが乗っていた複葉機には"OB-CPO"と書かれているが、こちらもC-3PO及び同じく『スター・ウォーズ』のキャラクターであるオビ=ワン・ケノービのもじりになっている。『インディ・ジョーンズ シリーズ』と『スター・ウォーズ・シリーズ』は共にジョージ・ルーカス原作であり、撮影にも参加している。
- 橋
- ロストリバーデルタを分断する河には三つの橋が掛かっており、ポートディスカバリー側から順に次のように名付けられている[2]。いずれもスペイン語。
- Puente Del Rio Perdido(プエンテ・デル・リオ・ペルディード) - 失われた河の橋
- Puente Al Templo(プエンテ・アル・テンプロ) - 神殿への橋
- Puente Buena Vista(プエンテ・ブエナ・ヴィスタ) - 素晴らしい眺めの橋
- 発掘現場が近いため、出土品を運ぶため広く造られている[2]。