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イギリスのシンガーソングライター (1941 - ) ウィキペディアから
ロイ・ハーパー(Roy Harper、1941年6月12日 - )は、イギリスのミュージシャン、シンガーソングライター。 プログレッシブ・フォークと呼ばれる独自の音楽スタイルで、1960年代から1970年代にかけて、イギリスの若者の一部から支持された。
14歳からミュージシャンとして活動を開始。軍隊への入隊や投獄生活など、波乱万丈の人生を送っており、このことはハーパーの音楽にも表れている。また、神や宗教に対する懐疑心も垣間見える。かつては詩人を目指していたこともあり、彼の描く歌詞は音楽シーンにおいても際立っている。
意外にも、元セックス・ピストルズのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)は、ハーパーのファン[1]である。その他にも、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)、ポール・マッカートニー(ビートルズ)、デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)、ケイト・ブッシュなど、ジャンルを問わず様々なアーティストに多大な影響を与えてきた。レコードの売上はそれほどではないものの、ミュージシャンの間では高い人気と評価を得ている。独特の作風とマニアックな音楽性で、“孤高のフォーク・シンガー”とされている。
また、ピンク・フロイドのアルバム『炎〜あなたがここにいてほしい』(1975年)の収録曲「葉巻はいかが」には、ゲスト・ボーカルとして参加している。また、レッド・ツェッペリンのアルバム『レッド・ツェッペリン III』(1970年)の最終トラックには「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」という曲が収録されており、交友の深いハーパーへの敬意を表している。ジミー・ペイジは現在もハーパーのライブにゲスト参加するなど、長きに亘って交流を続けている。
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