ル・アーヴルの靴みがき
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『ル・アーヴルの靴みがき』(ルアーヴルのくつみがき、Le Havre )は、アキ・カウリスマキ監督・脚本による2011年のコメディ・ドラマ映画である。出演はアンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、ジャン=ピエール・ダルッサン、ブロンダン・ミゲルらであり、フランスの港町のル・アーヴルで靴磨きをする男を中心とする物語が描かれる[2]。カウリスマキにとっては『ラヴィ・ド・ボエーム』(1992年)以来2本目となるフランス語映画である。カウリスマキは本作を港町を舞台とした三部作の1作目とする構想で続編はスペインとドイツを舞台としてそれぞれ現地語が使う構想だった[3]が、後に“難民3部作”と改め第2弾として『希望のかなた』(2017年)を製作した。
概要 ル・アーヴルの靴みがき, 監督 ...
ル・アーヴルの靴みがき | |
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Le Havre | |
監督 | アキ・カウリスマキ |
脚本 | アキ・カウリスマキ |
製作 | アキ・カウリスマキ |
製作総指揮 |
ファビエンヌ・ヴォニエ ラインハルト・ブルンディヒ |
出演者 |
アンドレ・ウィルム カティ・オウティネン ジャン=ピエール・ダルッサン ブロンダン・ミゲル |
撮影 | ティモ・サルミネン(英語版) |
編集 | ティモ・リンナサロ |
製作会社 |
スプートニク ピラミッド・プロダクションズ パンドラ・フィルム |
配給 | ユーロスペース |
公開 |
2011年5月17日(CIFF) 2011年9月9日 2012年4月28日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 |
フィンランド フランス ドイツ |
言語 | フランス語 |
製作費 | €3,800,000 |
興行収入 | $10,498,657[1] |
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2011年5月に第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映され、FIPRESCI賞を獲得した。第84回アカデミー賞の外国語映画賞にはフィンランド代表作品として出品されたが[4][5]、最終選考には残らなかった[6]。