ラグナ・コロラダ
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ラグナ・コロラダ(Laguna Colorada、赤の湖)とは、ボリビアのアルティプラーノ南西部にある浅い塩湖。チリとの国境近くのエドゥアルド・アバロア国立自然保護区(スペイン語版)内にある。湖には白色の硼砂の島がある。湖水の赤い色は藻類の赤い堆積物や色素による[1]。
ラグナ・コロラダは1990年にラムサール条約登録湿地となった。アンデス山脈高山帯のフラミンゴ保護にとって重要な場所で、世界のアンデスフラミンゴとコバシフラミンゴの個体数の25%〜50%がここで見られ、チリーフラミンゴも見られる。他の鳥類としてはアメリカヒレアシシギ、ヒメウズラシギ、ツノオオバン、ダーウィンレアなどが生息し、鳥類以外にはカエルのTelmatobius huayra(英語版)、アンデスネコ、コロコロも生息している[2][3]。
- 位置:南緯22度11分55秒、西経67度46分52秒
- 長さ:10.7キロメートル
- 幅:9.6キロメートル
- 面積:60平方キロメートル
- 深さ:1.5メートル
- 湖岸長:35キロメートル
- 湖面の標高:4278メートル