ユニファイド・プロテクター作戦
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ユニファイド・プロテクター作戦(ユニファイド・プロテクターさくせん、英:Operation Unified Protector)は当初北大西洋条約機構 (NATO) の海上作戦で国際連合安全保障理事会決議1970及び決議1973によりリビアに対する武器禁輸措置を実施するため行われている作戦である。
概要 ユニファイド・プロテクター作戦, 時 ...
ユニファイド・プロテクター作戦 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年リビア内戦、リビア飛行禁止空域中 | |||||||
軍事基地と攻撃目標 | |||||||
| |||||||
衝突した勢力 | |||||||
NATO | リビア | ||||||
指揮官 | |||||||
ジェームス・スタヴリディス 海軍大将(最高司令官) |
ムアンマル・アル=カッザーフィー 司令官 | ||||||
戦力 | |||||||
展開戦力 参照 | 不明 |
閉じる
この作戦は第1常設NATO海洋グループ及び第1常設NATO対機雷グループ[1]に加え、NATO加盟国の艦艇及び潜水艦を動員して実施されている[2]。その任務は「武器や傭兵の輸送が疑われる不審船の監視、臨検」とされており、3月23日より開始された[1][3]。3月24日にリビア飛行禁止空域に関する指揮権について合衆国軍からNATOへの移譲について合意が成立し、同月27日に移譲された[4]。さらに3月31日、すべての軍事指揮権がNATOに移譲され、合衆国のオデッセイの夜明け作戦は実質的に終了しNATOの本作戦に吸収されることとなった[5][6]。