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ポンプ座イータ星
ポンプ座の恒星 ウィキペディアから
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ポンプ座η星(ポンプざいーたせい、η Antliae、η Ant)は、ポンプ座の恒星である。年周視差に基づいて太陽系からの距離を計算すると、約109光年となる[2][注 1]。
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特徴
要約
視点
ポンプ座η星は二重星で、19世紀にジョン・ハーシェルが喜望峰で観測を行った際に初めて記録された[8][7]。元から知られる5等星から北西約30秒角の位置に、11等星が見える[7]。この2つの恒星は、固有運動が共通している真の連星である可能性が高いとみられる[9][10]。
ポンプ座η星(主星)は、見かけの等級が5.23と、肉眼でみえる明るさである[1]。ポンプ座η星はF型主系列星で、スペクトル型はF1 Vと分類される[5]。ポンプ座η星の質量、半径は太陽のおよそ1.7倍で、光度は太陽の6.8倍程度と見積もられ、表面の有効温度は約7,228 Kである[4][3]。この温度は、黄白色に輝くF型星のそれと整合する[11]。
伴星は、発見したジョン・ハーシェルは13等星としているが、近年の可視等級では11.3とされている[8][7]。質量は太陽の4割程度、表面の有効温度はおよそ4,000 Kと予想されている[12]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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