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アメリカ合衆国のヒップホップグループ ウィキペディアから
ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)は、アメリカ合衆国のヒップホップ・ミクスチャーグループ。これまでにグラミー賞を6度受賞している。日本でのキャッチフレーズは「猿でも分かる○○」[注釈 1]。2009年のシングル「ブン・ブン・パウ」は、Billboard Hot 100で12週連続1位を獲得した。また、「アイ・ガッタ・フィーリング」(14週連続1位)と合わせて26週連続1位(2009年4月18日付〜10月10日付)となり、Billboard Hot 100の新記録を達成した[注釈 2]。
ファーギーは2015年の再結成以来の楽曲に参加していないが脱退の正式な発表はなかった。これに対してウィル・アイ・アムは2020年に「ファーギーは母親として育児に専念しており、The Black Eyed Peasの活動は休止している」と話しているので、ファーギーは育休による活動休止が正しい。
1988年、同じ学校に通っていたウィルとアップルが出会い、ブレイクダンスグループのトライバル・ネイション(Tribal Nation)に入る。
1989年、ウィルとアップルは、トライバル・ネイションを脱退し、ヒップホップグループのアトバン・クラン(Atban Klann)を結成する。
1992年、イージー・E(Eazy-E)が社長だったことで有名な、Ruthless Recordと契約。『Grass Roots』をリリース。
1995年のイージー死去を機に、彼らはRuthless Recordを離れる。この頃に、ダンサーのタブーが加入し、ブラック・アイド・ピーズ(以下BEP)にグループ名を改める。ロサンゼルスを中心にライブ活動を始め、評判が広まっていった。
1997年に、BEPのパフォーマンスは多くのレコード会社の間で話題となり、契約合戦となった。最終的にインタースコープ(Interscope)と契約。
1998年6月、ファースト・アルバム『ビハインド・ザ・フロント(Behind the Front)』をリリース。また、この頃にファーギーがロサンゼルスでのBEPのライブを観てファンになる。
2000年9月、セカンド・アルバム『ブリッジング・ザ・ギャップ(Bridging the Gap)』をリリース。同年、Shibuya O-EASTでのイベントのため。初来日した。
2001年に、ウィルが初のソロ・アルバム『ロスト・チェンジ(Lost Change)』をリリース(日本盤なし)。
2003年4月頃、ファーギーが加入。6月に、3作目のアルバム『エレファンク(Elephunk)』をリリースし、ファースト・シングル「ホエア・イズ・ザ・ラヴ?(Where Is The Love)」が大ヒットした。11月には、iPodのCM曲に「ヘイ・ママ(Hey Mama)」が起用されてヒット。人気を確立する。
2004年9月、DVD『ビハインド・ザ・ブリッジ・トゥ・エレファンク(Behind The Bridge To Elephunk)』をリリース。
2005年6月、4作目のアルバム『モンキー・ビジネス(Monkey Business)』をリリース。年間アルバムトップセールスで5位を獲得した。
2006年5月、リミックス・アルバム「リネゴシエイションズ:ザ・リミキシーズ(Renegotiations:The Remixes)」リリース。7月に来日し、大阪城ホールと日本武道館での公演を果たす。7月17日放送の「SMAP×SMAP」に出演[注釈 5]、「ロンドン・ブリッジ」と「パンプ・イット」を披露した。
2009年6月、5作目のアルバム『ジ・エンド(ジ・エナジー・ネヴァー・ダイズ)』をリリース。4月にリリースされた先行シングル『ブン・ブン・パウ』が、初のBillboard Hot 100で1位を獲得。
2010年、『サムデイ(SOMEDAY)』が映画『ナイト&デイ』の主題歌に起用された。
2011年2月6日、NFL(アメリカンフットボール)・第45回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演。
2015年1月、2015年に結成20周年を迎えることを記念して再結成することをウィル・アイ・アムがメトロ紙にコメント。新作のレコーディングに向けてスタジオ入りを始めており、結成20周年記念ツアーも計画している[3]。
2019年10月、J・バルヴィンを客演に迎えた新曲『RITMO (Bad Boys for Life)』をリリース[4]。Billboard Hot 100で26位を記録し、活動再開以来初のチャートインとなった[5]。
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
US [6] |
AUS [7] |
AUT [8] |
CAN [6] |
FRA [9] |
GER [10] |
NL [11] |
NZ [12] |
SWI [13] |
UK [14] | ||||
1998 | Behind the Front |
|
129 | — | — | — | 149 | — | — | — | — | — | |
2000 | Bridging the Gap |
|
67 | 37 | — | — | — | 82 | — | 18 | — | 112 | |
2003 | Elephunk |
|
14 | 1 | 3 | 2 | 2 | 6 | 5 | 2 | 1 | 3 | |
2005 | Monkey Business |
|
2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 4 | |
2009 | The E.N.D. |
|
1 | 1 | 5 | 1 | 1 | 2 | 8 | 1 | 2 | 3 | |
2010 | The Beginning |
|
6 | 6 | 7 | 2 | 1 | 2 | 34 | 12 | 3 | 8 | |
2018 | Masters of the Sun Vol. 1 |
|
— | — | — | — | 112 | — | — | — | 55 | — | |
2020 | Translation |
|
52 | — | 45 | 8 | 13 | 57 | 18 | — | 11 | — | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
部門 | 曲 / アルバム / ビデオ | 年 | 結果 |
---|---|---|---|
年間最優秀レコード賞 | "Where is the Love?" | 2004 | ノミネート |
最優秀ラップ・コラボレーション賞 | ノミネート | ||
Record of the Year | "Let's Get It Started" | 2005 | ノミネート |
Best Rap Performance by a Duo or Group | 受賞 | ||
最優秀ラップ・ソング賞 | ノミネート | ||
Best Rap Performance by a Duo or Group | "Don't Phunk with My Heart" | 2006 | 受賞 |
Best Rap Song | ノミネート | ||
最優秀ポップ・デュオ/グループ賞 | "Don't Lie" | ノミネート | |
最優秀ポップ・ヴォーカル・コラボレーション | "Gone Going" | ノミネート | |
Best Pop Performance by a Duo or Group | "My Humps" | 2007 | 受賞 |
Album of the Year | "The E.N.D." | 2010 | ノミネート |
Best Pop Vocal Album | 受賞 | ||
Record of the Year | "I Gotta Feeling" | ノミネート | |
Best Pop Performance by a Duo or Group | 受賞 | ||
Best Dance Recording | "Boom Boom Pow" | ノミネート | |
Best Short Form Music Video | 受賞 |
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