トップQs
タイムライン
チャット
視点

パトルイユ・スイス

ウィキペディアから

パトルイユ・スイス
Remove ads

パトルイユ・スイス(仏:Patrouille Suisse)はスイス空軍曲技飛行隊である。

概要 パトルイユ・スイス スイス空軍アクロバットチーム, 活動期間 ...
Thumb
2006年7月17日に行われた航空アクロバットの様子
Thumb
Patrouille Suisse PC-6 V-622 "Felix"

沿革

空軍創設50周年とローザンヌで開かれた国内博に合わせて1964年に編成された。当時はホーカーハンター戦闘機を使用しており、機体下部が赤白、機種にチームエンブレムを描いただけの塗装であったが、1995年F-5EタイガーII戦闘機に機種転換した際、赤と白のスイスの国旗をイメージした塗装になっている。

編成

同チームはショーシーズンに非常時編成されるパートタイムチームであり、メンバーの訓練は2週に1度の月曜日にホームベースであるエメン空軍基地に集合し、その日1回の訓練飛行を行って技量を維持しており、しかも普段からF-5に搭乗しているメンバーはいない(メンバー全員がF/A-18のパイロット)という状態である。にもかかわらず、2016年に事故を起こすまで半世紀もの間事故を起こさなかった。

ヨーロッパでは数少ない戦闘機(超音速機)を使用したチームで、演技内容もヨーロッパスタイルとアメリカンスタイルとを組み合わせており、年間20回程ヨーロッパ各地での飛行展示を実施している。機体は通常の訓練飛行でも標的曳航などに使われている。

さらに見る Call Sign, Position ...


  • J-3081
  • J-3083
  • J-3084
  • J-3085
  • J-3086
  • J-3087
  • J-3089 (Spare aircraft)
  • V-622 "Felix" Pilatus PC-6 Transport
Remove ads

不祥事

2019年7月6日、アルプス越え飛行を成功させたオスカー・ビーダー没後100年記念式典で展示飛行を行う予定だったが、誤って会場のランゲンブルックではなく西方5~6kmでヨーデル祭りが開催されていたミュームリスビル村の上空で展示飛行をする珍事が起きた[1]

2023年6月15日、ヨーデル祭りでの展示飛行に向けた訓練中に、2番機と3番機が接触。3番機の機体の一部が脱落したが、墜落には至らず、全機無事に着陸した。この事故で、落下した破片により民家に被害が生じ、住民1名が負傷した[2]

参考文献

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads