トヨタ・B型エンジン (2代目)
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この項目では、トヨタ・2代目B型エンジンについて説明しています。初代B型エンジンについては「トヨタ・B型エンジン (初代)」をご覧ください。 |
トヨタ・B型エンジン(トヨタ・Bがたエンジン)は、トヨタ自動車の水冷直列4気筒ディーゼルエンジンの系列である。
トヨタ自動車は1950年代から自動車用ディーゼルエンジンの開発を手掛けてはいたが、B型エンジンは業務提携したダイハツ工業が開発した。ダイハツはもともとエンジンメーカーが出自であり、舶用や鉄道用などの用途では早くから高速ディーゼルエンジン開発の経験を積んでいた。1960年代にはいすゞ自動車を追うように小型トラック用ディーゼルエンジン開発にも成功しており、これらの実績からB型の開発を受託したものである。
堅実かつ汎用性の高いエンジンで、当初の3Lから最終的に4.1Lまで排気量拡大、ヘッドの直噴化やターボチャージャー装備など改良を重ねつつ、1969年から30年以上にわたり、トヨタ系の中型トラックやマイクロバス・四輪駆動車等のエンジンとして広く用いられた。