デュアル・モード・ビークル
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「DMV」は軌道と道路双方を走行することができる車両について説明しているこの項目へ転送されています。架線からの電力と内燃機関など、2つの異なるエネルギー源を使い分けて走行する車両については「電気・ディーゼル両用車両」を、その他の用法については「DMV (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle, DMV[1])とは、列車が走るための軌道と自動車が走るための道路の双方を走行できるよう、鉄道車両として改造されたバス車両のことである[2]。
日本では、利用の少ない路線のコストを削減するため、北海道旅客鉄道(以下、JR北海道)が日本除雪機製作所と実用化に向けて共同開発していた。同じコンセプトの車両はイギリス(シルバーティップ・デザイン社、ランカスター大学、ノーザンブリア大学などの共同開発)やロシアなど数ヶ国で研究されている[3]。本項ではJR北海道が開発し、阿佐海岸鉄道によって実用化されたものについて述べる。