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洋菓子のひとつ ウィキペディアから
今日のタルトはフランス語圏で用いられ、クッキー生地やパイ生地で作られた皿型の器にクリーム、フルーツを詰めたり乗せた洋菓子である[1][2]。
使用する具材(フィリング)の名前をつけて「タルト・オ・(フィリングの材料名)」と個別に名前が付けられる[1]。例えば、リンゴのタルトは「タルト・オ・ポム(Tarte aux pommes)」である。
また、タルト生地のサイズによって名称を呼び分けるここともあるが、いずれのサイズであっても単に「タルト」でも通じる[3]。
セイボリーに分類される「甘くないタルト」もある。一例としてキッシュはタルト生地やパイ生地に卵液を入れて焼き上げた料理である[4]。
語源は古代ローマ時代にあった皿状のパイ菓子トゥールト(ラテン語: tourte)[要検証]であり、ドイツ語圏の洋菓子トルテと起源、語源は同じであるが、今日ではタルトとトルテはまったく別の菓子になる。
カトラリーが発展していなかった古代ローマ時代にジャムなどのペースト状の食べ物を食べやすくするために、「食べられる器」としてタルト生地が考案された[3]。
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