タラン山
インドネシアの山 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
タラン山[2](タランさん、インドネシア語: Gunung Talang、2,597 m)は、インドネシアの西スマトラ州にある成層火山の活火山。日本語では、タラン火山[3]、タラング山[4]などと称されることもある。
概要 タラン山, 最高地点 ...
タラン山 | |
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Gunung Talang | |
タラン山、2007年7月撮影。 | |
最高地点 | |
標高 | 2,597 m (8,520 ft) [1] |
総称 | Ribu |
座標 | 南緯00度58分42秒 東経100度40分46秒 [1] |
地形 | |
地質 | |
山の種類 | 成層火山 |
最新の噴火 | 2007年11月 - 12月[1] |
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山腹には2つの火口湖があり大きい方は 1 x 2 km ほどの広さがあり、タラン湖と称されている。
スミソニアン学術協会の世界火山学プログラムによれば、タラン山は1833年から1968年までの期間に8回の噴火が確認されている[1]。その後も2005年4月に小規模な噴火があり、更なる噴火活動の高まりの可能性もあったため地域住民 25,000人以上が避難することとなった[2]。地質学者たちは、2005年4月の噴火について、大きな被害をもたらした2004年12月のスマトラ島沖地震との関係を指摘している[5]。
周辺地域では、地熱エネルギーの開発計画も取り組まれている[4]。
嚢状葉植物(英語版)のネペンテスタランゲンシス(英語版)は、この山の名から命名されたものであり、この山の上部斜面における固有種と考えられている[6][7]。