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日本のトレーディングカードゲーム ウィキペディアから
『ゼノンザード』(ZENONZARD)はバンダイのトレーディングカードゲームならびにデジタルカードゲーム。2019年3月にカードが発売され、同年9月10日にスマートフォン向けアプリのサービスが開始された[1]。キャッチコピーは「AIと共に、AIと闘う 次世代デジタルカードゲーム」。
ゼノンザード | |
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ジャンル | AI × デジタルカードバトル |
ゲーム | |
対応機種 | iOS / Android |
開発元 | ディンプス |
発売元 | バンダイ |
プロデューサー | 小谷英斗 |
発売日 | 2019年9月10日 |
アニメ:ゼノンザード THE ANIMATION | |
原案 | 上遠野浩平 |
監督 | 及川啓(第0話・第2話・第9話) 登坂晋(第1話・第4話・第6話・第9話) 井之川慎太郎(第3話) 生原雄次(第5話・第7話・第9話) 桂憲一郎(第8話) |
シリーズ構成 | 筆安一幸(第1話 - 第9話) |
脚本 | 谷畑ユキ(第0話) 筆安一幸(第1話 - 第9話) |
キャラクターデザイン | 桂憲一郎 |
音楽 | onetrap |
アニメーション制作 | エイトビット |
製作 | PROJECT ZZ |
配信サイト | YouTube |
配信期間 | 2019年9月10日 - 2020年10月31日 |
話数 | 全10話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム・アニメ |
ポータル | ゲーム・アニメ |
2021年2月18日をもってサービスを終了した[2]。
カードダスの新カテゴリ「AIカードダス」の第1弾タイトル。バンダイナムコグループ・HEROZ・ストレートエッジによる協業プロジェクトとして展開される。
HEROZと共同で開発した「カードゲーム対戦特化型AI」を搭載し、対戦中及びデッキ作成時に「コードマン」と呼ばれるバディAIによるサポートが受けられることや、カードゲームによる対戦の他に「AIの育成」や「AIとの共闘」が楽しめることが特徴となっている。
プロデュースを『ソードアート・オンライン』などの編集者である三木一馬が設立したストレートエッジが、世界観設定と原案を『ブギーポップは笑わない』などの上遠野浩平が務めている[3]。
本作はAIを用いたコンテンツを作ろうという発想からスタートした[4]。
本作はトレーディングカードゲームの主年齢層にあたる10代後半から20代に向けて作られており、プロデューサーには子供向けのカードゲーム『バトルスピリッツ』を手掛けていた小谷英斗が起用された[3]ほか、電王戦をはじめとする人間とAIのゲーム対戦で知られるHEROZが開発に参加した[4]。
AIを用いたカードゲームというコンセプトはすでに固まっており、プレイヤーの相棒や対戦相手として登場させることが想定されていた[3]。AIに親しみを持ってもらうためにはキャラクター、ひいては世界観の設定が必要であり、同じくAIをテーマとした『ソードアート・オンライン』の編集者・三木一馬が代表を務めるストレートエッジが設定構築にあたることとなった[3]。
バンダイナムコエンターテインメントの二見鷹介から話を聞いた三木は、資料の中にあったアイリエッタとクロードというAIキャラクターのイラストから、「僕は自動的だからね」という『ブギーポップは笑わない』のセリフを連想し、同作の作者である上遠野浩平を起用した[3][5]。
本作の設定のうち、「高度に発達したAIが人間社会を支える近未来(現代から30~40年後)」という舞台設定や、キャラクターの願望や戦う理由、魔女の存在などは上遠野たちが決めていった一方、司会役のミーナやインフラの発達の程度などはプロデューサー側が設定していった[3]。
将棋などのボードゲームと違い、カードゲームでは互いの手札や山札が隠れているため、情報を推測する思考ルーチンを構築する必要があった[4]。カードゲームの特性を理解できた後は、試合状況の解析表示といった将棋や囲碁のソフトで培ったノウハウが役立った[4]。
本作は、一人のプレイヤーにつき一体のバディAIが設定されており、プレイヤーのスタイルによってバディの性格も変化するという仕組みが取られている[3]。
三木は、ファミ通とのインタビューの中で、バディAIの選択を結婚にたとえており、バディAIの変更は推奨しないと話している[3]。
また、バディAIが機械的にならないようにするため、バディAI間の経験値の引継ぎは実装されなかった[3]。
本作の対戦システムでは、人間が相手のバディAIと戦う方式が取られており、これによって相手ターンへの介入が実現できた[4]。
キャラクターの解説はアニメ版を準拠とする。
2019年9月10日から2020年10月31日まで『ゼノンザード THE ANIMATION』のタイトルで、公式YouTubeチャンネルにて配信された。
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