サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3

ウィキペディアから

サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』(サラダずきのライオンむらかみラヂオすりー)は、村上春樹文、大橋歩画のエッセイ集。

概要 サラダ好きのライオン, 著者 ...
閉じる

概要

2012年7月9日、マガジンハウスより刊行された。『anan』(2011年3月30日号 - 2012年4月4日号)に連載されたコラムと、『GINZA』(2012年4月号)に掲載された文章を加筆修正してまとめた、「村上ラヂオ」シリーズの3作目。装丁は葛西薫。2016年5月1日、新潮文庫として文庫化される予定[1]

雑誌連載時に毎回ついていた「今週の村上」という一行コメントもすべて収録されている。あとがきで銅版画の製作過程が記されている(大橋自身が執筆)[2]

翻訳

さらに見る 翻訳言語, 翻訳者 ...
翻訳言語翻訳者発行日発行元
中国語 (繁体字) 頼明珠2013年1月21日時報文化
中国語 (簡体字) 施小煒2015年6月1日南海出版公司
韓国語 クォン・ナムヒ2013年5月4日文学思想社
閉じる

上記翻訳版はいずれも大橋歩の絵が用いられている。

内容

  • オムレツの師匠はテレビの番組で見た村上信夫
  • ライオンはやはりライオン歯磨きで歯を磨くのか。
  • 弦楽四重奏団は麻雀に似ている。
  • 木山捷平の詩集は文庫本で持っていたが、『木山捷平全詩集』という箱入りの本を青山通りの古本屋で買った。
  • 「猫に名前をつけるのはむずかしいことです」というT・S・エリオットの有名な詩があるけど、知ってますか?
  • 今でも新鮮なトマトを目にすると、能登半島の田舎道で乗ったバスと、三沢高校のエース太田幸司くんのことを思い出す。

脚注

関連項目

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.