グアヤキル湾
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グアヤキル湾(スペイン語: Golfo de Guayaquil)は、南アメリカ西部の太平洋にある広範囲の水域である。湾の北限は、エクアドルのサリナス(スペイン語版)で、南限はペルーのパリニャス岬である。
湾は、グアヤキル市から名付けられている。グアヤキル湾には、グアヤス川、フボネス川(スペイン語版)、トゥンベス川(スペイン語版)といった川が、エクアドルとペルーの両方から注いでいる。
湾内にマングローブが多く、チャクビモリクイナ(英語版)、キホオボウシインコ(英語版)、オオスズメバト(英語版)、マメルリハインコ、オナガアカボウシインコ(英語版)、ペルースズメフクロウ(英語版)、フタオビチドリ(英語版)、アメリカズグロカモメ、ワライカモメ、アメリカグンカンドリ、カッショクペリカン、アオアシカツオドリなどの鳥類および爬虫類のアメリカワニ、哺乳類のカワウソなどが生息している。グアヤス川河口の三角江内のチュパドレス・チコ島(スペイン語版)一帯のマングローブ[1]、東岸のチュルテマングローブ生態保護区(スペイン語版)[2]、湾内のサンタ・クララ島(スペイン語版)[3]、そして南部のペルーのトゥンベス県一帯のマングローブ[4]はラムサール条約登録地である。