![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a0/Iles_Cay%25C3%25A9mite.jpg/640px-Iles_Cay%25C3%25A9mite.jpg&w=640&q=50)
カイミート
ウィキペディア フリーな encyclopedia
![]() |
この項目では、ハイチの島について説明しています。カリブの果物については「スターアップル」をご覧ください。 |
カイミート(ハイチ語: Kayimit、フランス語: Les Cayemites / Îles Cayimites)はハイチ南西部のジェレミー東方約32kmのティブロン半島(英語版)北部沖のゴナーヴ湾に浮かぶ島。グランダンス県のコライユ郡に属する。グウォ・カイミート(Gwo Kayimit、Grande Cayemite)、チ・カイミート(Ti Kayimit、Petite Cayemite)の大小2つの島からなり、人口は約18,000人でポワント・サーブル、アンサ・マソン、レバス、ブカン・フィリップなどの村に住む。インフラは乏しく漁業などが営まれる。
![]() |
沿岸にはマングローブが多く、周辺の海域には大型のイソギンチャクのCondylactis gigantea(英語版)、ウニのEchinometra lucunter(英語版)、タコなどが生息しており、一帯の森林にはラン科のレパンテス属(英語版)とレパントプシス属(英語版)、パイナップル科、地衣類、コケ植物およびコヤスガエル属(英語版)のカエル、ティラピア、コイ、リミア属(英語版)などの魚類とボア科のドミニカマウンテンレッドボア(英語版)が生息している。また、クロモンヒメエメラルドハチドリ(英語版)、アメリカイソシギなどの鳥類も見られる[1]。
2016年にカイミート諸島はティブロン半島のマカヤ峰(英語版)などの高い山を含むラ・オット山脈(英語版)および反対側の半島南部沖のア・ヴァッシュ島(英語版)と共にユネスコの生物圏保護区に指定された[1]。