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サブコンパクトクロスオーバーSUV ウィキペディアから
クロスランドX、クロスランド (Crossland X、Crossland) は、ドイツの自動車メーカーオペル(イギリスではボクスホール)が製造・販売するBセグメントクロスオーバーSUVである。BセグメントMPVのメリーバの後継車種となる。
2012年2月にゼネラルモーターズ (GM) はPSA・プジョー・シトロエン(現:グループPSA)と 資本業務提携を結んだが、2013年12月に資本提携を解消し、業務提携も縮小した[1]。PSAとの協業に関してオペル/ボクスホールのカール=トーマス・ノイマンCEOは2014年にMPVのメリーバとザフィーラの後継車種、および新型商用車にPSAのエンジンとプラットフォームを活用する意向を示した[2]。
2016年11月7日、オペルはメリーバに代わるBセグメントクロスオーバーの車名を「クロスランドX」とすることを発表した[3]。(なお、11月17日には同じくPSAとの提携に基いて開発されたCセグメントクロスオーバーの車名が「グランドランドX」となることが発表されている[4]。)クロスランドXは2017年1月18日に概要が発表され[5]、3月のジュネーヴモーターショーで世界初公開されたが、皮肉なことにPSAがGMからオペル/ボクスホールを買収することを発表した直後のタイミングでの公開となった[6]。
クロスランドXはプジョー・2008などで使用されているPSAのPF1プラットフォームをベースに開発された。
オペル/ボクスホールには同じセグメントにGM・ガンマⅡプラットフォームベースのモッカXも存在するが、クロスランドXの方が外寸がわずかに小さく逆に室内空間は広いほか、プジョー・2008同様にAWDの設定がなくFWDのみとなるという違いが存在する。
クロスランドXは2017年5月2日からオペルのサラゴサ工場で生産が開始された。(併せて、コルサの次期モデルもPSAのアーキテクチャーをベースに開発されることも発表されている[7]。)
2020年、オペルの新デザイン言語である「OPEL VISOR(オペル・バイザー)」を採用してフェイスリフトしたことを機に、車名から「X」が取れ、単に「クロスランド」と名乗るようになった。
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