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フランスにある川 ウィキペディアから
エーヌ川(エーヌがわ、Aisne)は、フランス北東部を流れる川で、オワーズ川の支流である。ローマ時代にはAxonaと呼ばれていた。
サント=ムヌー近郊のアルゴンヌの森に源を発し、コンピエーニュ近郊でオワーズ川に合流する。第一次世界大戦の悲惨な3度の戦いが、エーヌ川谷で起きた。
上流域のサント=ムヌー南側一帯にはデル=シャントコック湖などからなるセーヌ川大湖群があり、セーヌ川、オーブ川、マルヌ川、ソー川の上中流域を含む一帯は1991年に「シャンパーニュ湿地湖沼群」としてラムサール条約登録地となった[1]。
小さなボートでエーヌ川流域の大半を航行できる。運河がエーヌ川とセーヌ川、ムーズ川をつないでいる。小さな容量の水路ネットワークで、エーヌ川とラテラル・ア・レーヌ運河が、大規模穀物生産地である農業都市ソワソンとエーヌ川谷双方を航行可能にした。水路はヨーロッパ北西部と小さな内陸港のランス[2]とをつないでいる。エーヌ川はオワーズ川、レーヌ・ア・ロワーズ運河、アルデンヌ運河、レーヌ・ア・ラ・マルヌ運河によって他の水路とつながっている[3]。
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