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アイウン
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アイウン(スペイン語: El Aaiún)、現地語名ラユーン(アラビア語: العيون、ラテン文字転写:Laʕyūn, フランス語: Laâyoune)は、アフリカ大陸北部の西サハラに所在する都市。西サハラ最大の都市である。旧スペイン領サハラの首都であり[1]、亡命政府であるサハラ・アラブ民主共和国(1976年に隣国アルジェリアで樹立された)が自らの首都と定めている。ただし、西サハラの多くはモロッコが実効支配しており、アイウンもモロッコの統治下にある。大西洋に注ぐサギア・エル=ハムラ川(英語版)の河口の30㎞上流に位置する。現在の街区は1938年に建設されたものである[1]。漁業基地を備え、近隣ではマンガン鉱・燐鉱が産出されている[1]。また、市の周辺を流れるサギア・エル=ハムラ川一帯はウスユキガモ、ホシハジロなどの渡り鳥の中継地および越冬地であり、2019年にラムサール条約登録地となった[2]。