ティーホン (モスクワ総主教)
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モスクワの聖ティーホン(ロシア語: Св. Тихон, патриарх Московский, 1865年1月31日(旧暦1月19日) - 1925年4月7日)は、モスクワ総主教であり正教会で崇敬される聖人(表信者・新致命者)。俗名はヴァシーリイ・イヴァノヴィチ・ベラヴィン(ロシア語: Василий Иванович Беллавин)。
概要 総主教ティーホン, 表信者・新致命者 ...
総主教ティーホン | |
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表信者・新致命者 | |
他言語表記 | ロシア語: Патриарх Тихон |
生誕 |
1865年1月31日 ロシア帝国、トロペツ郡 |
死没 |
1925年4月7日 ソビエト連邦、モスクワ |
崇敬する教派 | ロシア正教会 |
記念日 | 4月7日・10月9日 |
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モスクワ総主教座がピョートル1世により1721年に廃止され[1]、聖務会院制が敷かれていたロシア正教会に、ロシア地方公会によってモスクワ総主教座が1917年に復活した際、復興されたモスクワ総主教座に最初に着座した。ロシア革命以降、ボリシェヴィキ政権(ソビエト連邦)による宗教弾圧への対応と教会の守護に苦心し、苦難の中に致命した。
アメリカ合衆国での教区を管轄して教区の発展に尽力した経歴もあることから、現代アメリカの正教会でも重要な聖人として崇敬されている[2][3]。