ウェールズ語
ウェールズ地方の古来の言語 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ウェールズ語(ウェールズご、英: Welsh)またはカムリ語[8](カムリご、ウェールズ語: Cymraeg [kəmˈraːɨɡ] または定冠詞付きで y Gymraeg [ə ɡəmˈraːɨɡ]、英: Cymric)は、ケルト語派のブリソン語である。ウェールズでは母語として話され、イングランド、ア・ウラドヴァ(英語版)(アルゼンチン、チュブ州にあるウェールズ人入植地)の一部の人々によって話されている[9]。歴史的には英語で "British"[10](ブリテン語)、"Cambrian"[11]および "Cambric"[12](カンブリア語)、"Cymric"[13] とも呼ばれてきた。
ウェールズ語 | ||||
---|---|---|---|---|
Cymraeg、y Gymraeg | ||||
発音 | IPA: [kəmˈraːɨɡ] | |||
話される国 | イギリス(ウェールズ、イングランド)、アルゼンチン(チュブ州) | |||
民族 | ウェールズ人 | |||
話者数 | ||||
言語系統 | ||||
初期形式 | ||||
方言 |
パタゴニア・ウェールズ語
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表記体系 |
ラテン文字(ウェールズ語アルファベット) ウェールズ語点字 | |||
公的地位 | ||||
公用語 | ウェールズ(de jure) | |||
統制機関 | アレッド・ロバーツ(ウェールズ語担当官、2019年4月1日から)[6] およびウェールズ政府 (Llywodraeth Cymru) | |||
言語コード | ||||
ISO 639-1 |
cy | |||
ISO 639-2 |
wel (B) cym (T) | |||
ISO 639-3 |
cym | |||
Glottolog |
wels1247 [7] | |||
Linguasphere |
50-ABA | |||
消滅危険度評価 | ||||
Vulnerable (Moseley 2010) | ||||
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テンプレートを表示 |
2011年イギリス国勢調査(英語版)によれば、 3歳以上のウェールズ居住者の19%がウェールズ語を話すことができた。2001年の国勢調査(英語版)では、3歳以上の21%がウェールズ語を話すことができた。これは、ウェールズ語話者の数が2001年から2011年まで、約58万2000人から約56万2000人に減少したことを示唆している。
国家統計局によって実施された2020年3月の年次人口調査は、85万5200人(28.3%)のウェールズ居住者(3歳以上)がウェールズ語を話すことができた、と結論付けた[14]。直近のウェールズ全国調査(2018年 - 2019年)の結果は、3歳以上の人口の22%がウェールズ語を話すことができたことが示唆され、さらに16%が「いくばくかのウェールズ語会話能力」を持っていたと言及されている[15]。
2011年ウェールズ語(ウェールズ)措置法によって、ウェールズにおいてウェールズ語に公的地位が与えられた[16]。これによって、ウェールズ語は連合王国では唯一のde jure(法律上)の公式な言語となった(英語はde facto〔事実上〕公式である)。ウェールズ語は、英語と並んで、セネッズのde jure(法律上)の公用語でもある[17]。ウェールズ政府は、2050年までにウェールズ語話者を100万人にする計画を持っている。1980年以降、ウェールズ語で教育を行う(ウェルシュ・ミディアム)学校(英語版)に通う子どもたちは増加し、ウェールズ語バイリンガル(二言語を使用する)学校や2つの教授言語を使用する(デュアル・ミディアム)学校に通う子どもたちは減少している[18]。