蘆邊拓(日语:芦辺 拓/あしべ たく Ashibe Taku,1958年5月21日—),本名小畠 逸介,日本推理小說作家,畢業於同志社大學法學部,畢業後在讀賣新聞擔任校對及記者。1986曾以《異類五種》奪得幻想文學新人獎。1990年以《殺人喜劇之13人》獲得鮎川哲也獎正式出道。自2002年起,他曾五度入圍本格推理大獎,但都未能獲獎。
蘆邊拓中學生時就喜歡閱讀科幻小說,中學畢業那年春天,偶然看到美國電視連續劇「神探可倫坡」之後,對推理小說覺醒,開始閱讀歐美推理小說。蘆邊拓回憶這次經驗說:「不是感性的感動,而是知性受感動」。
蘆邊拓高中二年級時,推理小說專門志《幻影城》月刊創刊(1975年2月),他立即成為讀者,之後「幻影城讀者俱樂部」成立時,他也參與京都分部「13人之會」,該會是京都大學生與研究所生所組織的團體,成員十三名,蘆邊拓最年輕。他向這群學長學習了不少推理小說的知識。
過度熱中推理小說的結果,他自己也開始習作,曾以「小旗俊幸」和「蘆部莊六」的筆名,三次應徵「幻影城新人賞」,雖然三次都沒得獎,但其不屈不撓的創作熱情終於在1986年,以本名小掉逸介應徵之〈異類五種〉,獲得第二屆幻想文學新人賞佳作獎。繼之於1990年,以蘆邊拓之名所發表的《殺人喜劇之13人》,獲得第一屆鮎川哲也賞,因而進入推理文壇。
要談論新本格派推理小說躍登龍門的途徑,兩大關鍵之一就是鮎川哲也賞。另一關鍵就是《講談社小說叢書》,綾辻行人就是從本叢書出道的。1988年,東京創元社規劃一套十三卷的解謎推理小說叢書,請解謎推理小說大師鮎川哲也出馬主持,人選由鮎川哲也決定,導讀也由鮎川哲也撰寫,是一套名副其實的《鮎川哲也與十三之謎》。
這套叢書第十三屆採公開徵文,得獎作品是今邑彩《卍之殺人》。由於這套叢書的成功,東京創元社決定繼續定期徵文,每年發表年度得獎者一次,這便是「鮎川哲也賞」創立的由來。蘆邊拓就是第一屆得獎人,佳作獎則由二階堂黎人《吸血之家》獲得。
《殺人喜劇之13人》的故事,是寫京都D大的小資訊社團成員十三人,共同租了一棟破舊的二樓洋館泥濘莊共同生活。不久這些成員一個一個地以不同方法被殺害。書中偵探是大學生身份的森江春策。這是一部詭計、情節並重的青春解謎推理小說,是蘆邊拓的推理小說原點。
- 谋杀喜剧之13人(1990年11月 东京创元社 ISBN 978-4-488-02324-9 / 1998年10月 讲谈社文库 ISBN 978-4-062-63923-1 / 2015年1月 创元推理文库 ISBN 978-4-488-45605-4 / 2021年3月 力潮文创(发行)文化发展出版社(出版)ISBN 978-7-5142-3196-0)
- 歴史街道殺人事件(1995年8月 トクマ・ノベルズ ISBN 978-4-198-50247-8 / 1999年6月 徳間文庫 ISBN 978-4-198-91113-3)
- 時の誘拐(1996年9月 立風書房 ISBN 978-4-651-66071-4 / 2001年9月 立風ノベルス ISBN 978-4-651-42056-1 / 2004年3月 講談社文庫 ISBN 978-4-062-73965-8)
- 地底獣国(ロスト・ワールド)の殺人(1997年9月 講談社ノベルス ISBN 978-4-061-81983-2 / 2001年6月 講談社文庫 ISBN 978-4-062-73191-1)
- 探偵宣言 森江春策の事件簿(1998年3月 講談社ノベルス ISBN 978-4-061-82012-8 / 2005年9月 講談社文庫 ISBN 978-4-062-75176-6)
- 収録作品:「殺人喜劇の時計塔」「殺人喜劇の不思議町」「殺人喜劇の鳥人伝説」「殺人喜劇の迷い家伝説」「殺人喜劇のXY」「殺人喜劇のC6H5NO2」「殺人喜劇の森江春策」
- 十三番目の陪審員(1998年8月 角川書店 ISBN 978-4-048-73126-3 / 2001年8月 角川文庫 ISBN 978-4-043-58701-8 / 2008年9月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-45604-7)
- 不思議の国のアリバイ(1999年9月 青樹社 ISBN 978-4-791-31168-2 / 2003年7月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-73522-7)
- 怪人対名探偵(2000年5月 講談社ノベルス ISBN 978-4-061-82132-3 / 2004年12月 講談社文庫 ISBN 978-4-062-74952-7)
- 和時計の館の殺人(2000年7月 光文社 カッパ・ノベルス ISBN 978-4-334-07395-4 / 2004年5月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-73686-6)
- 時の密室(2001年3月 立風書房 ISBN 978-4-651-66081-3 / 2005年3月 講談社文庫 ISBN 978-4-062-75036-3)
- 赤死病の館の殺人(2001年7月 光文社 カッパ・ノベルス ISBN 978-4-334-07434-0 / 2005年4月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-73859-4)
- 収録作品:「赤死病の館の殺人」「疾駆するジョーカー」「深津警部の不吉な赴任」「密室の鬼」
- 大木偶城(グラン・ギニョール城)(2001年12月 原書房 ミステリー・リーグ ISBN 978-4-562-03462-8 / 2006年4月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-45602-3 / 出版预定 力潮文创千本樱文库(发行))
- 三百年の謎匣(2005年4月 ハヤカワ・ミステリワールド ISBN 978-4-152-08634-1 / 2013年9月 角川文庫 ISBN 978-4-041-00978-9)
- 収録作品:「森江春策、三百年の謎匣を開く」「新ヴェニス夜話」「海賊船シー・サーペント号」「北京とパリにおけるメスメル博士とガルヴァーニ教授の療法」「マウンザ人外境」「ホークスヴィルの決闘」「死は飛行船に乗って」「森江春策、三百年の謎匣を閉じる」
- 少年は探偵を夢見る 森江春策クロニクル(2006年3月 東京創元社 ISBN 978-4-488-01211-3/2017年8月 創元推理文庫 『名探偵・森江春策』に改題 ISBN 978-4-488-45607-8)
- 収録作品:「少年探偵はキネオラマの夢を見る」「幽鬼魔荘殺人事件と13号室の謎」「滝警部補自身の事件」「街角の断頭台」「時空を征服した男」
- 千一夜の館の殺人(2006年7月 光文社 カッパ・ノベルス ISBN 978-4-334-07637-5 / 2009年8月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-74632-2)
- 裁判員法廷(2008年3月 文藝春秋 ISBN 978-4-163-26790-6 / 2010年5月 文春文庫 ISBN 978-4-167-73802-0)
- 彼女らは雪の迷宮に(2008年10月 祥伝社 ISBN 978-4-396-63306-6 / 2012年2月 祥伝社文庫 ISBN 978-4-396-33732-2)
- 綺想宮殺人事件(2010年4月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02454-3)
- 七人の探偵のための事件(2011年10月 ハヤカワ・ミステリワールド ISBN 978-4-152-09234-2)
- 大公女殿下(プリンセス)に捧げる密室(2012年3月 祥伝社 ISBN 978-4-396-63384-4)
- 時の審廷(2013年9月 講談社 ISBN 978-4-062-18534-9)
- 異次元の館の殺人(2014年8月 光文社 ISBN 978-4-334-92961-9 / 2016年9月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-77350-2)
- 隐身的复仇者 被审判的法官/非连环杀手(ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)(2016年12月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02741-4 / 2022年1月 后浪文学 ISBN 978-7-5550-2757-7)
- 鶴屋南北の殺人(2020年6月 原書房 ミステリー・リーグ ISBN 978-4-562-05772-6)
- 红楼梦杀人事件(紅楼夢の殺人)(2004年5月 文艺春秋 本格Mystery Masters ISBN 978-4-16-321370-5 / 2007年8月 文春文库 ISBN 978-4-16-773801-3 / 2008年 群众出版社 ISBN 978-7-5014-4132-7)