大佛次郎獎日本朝日新聞社主辦的文學獎。

歷史

1974年創建,以日本作家大佛次郎命名。主要獎勵有高質量的散文作品,涉及對人世精神的洞察或現代文明歷史的批判等。

獲獎作品

第1回到第10回

  • 第1回(1974年度)
  • 第2回(1975年度)
  • 第3回(1976年度)
  • 第4回(1977年度)
    • 堀田善衛 - 『ゴヤ』全4巻(新潮社)
    • 丸山真男 - 『戦中と戦後の間』(みすず書房
  • 第5回(1978年度)
    • 近藤信行 - 『小島烏水 山の風流使者伝』(創文社
    • 高田宏 - 『言葉の海へ 大槻文彥伝』(新潮社)
  • 第6回(1979年度)
    • 河盛好藏 - 『パリの憂愁 - ボードレールのパリ』(河出書房新社)
    • 日向康 - 『果てなき旅』(福音館書店
  • 第7回(1980年度)
    • 朝永振一郎 - 『物理學とは何だろうか』 上・下(岩波新書)
    • 加藤周一 - 『日本文學史序説』 上・下(築摩書房)
  • 第8回(1981年度)
    • 阿部謹也 - 『中世の窓から』(朝日新聞社)
    • 內田義彥 - 『作品としての社會科學』(岩波書店)
  • 第9回(1982年度)
    • 鶴見俊輔 - 『戦時期日本の精神史』(岩波書店)
    • 河合隼雄 - 『昔話と日本人の心』(岩波書店)
  • 第10回(1983年度)

第11回到第20回

  • 第11回(1984年度)
    • 金石范 - 『火山島』 (文藝春秋
    • 芳賀徹 - 『絵畫の領分 近代日本比較文化史研究』(朝日新聞社)
  • 第12回(1985年度)
    • 大江志乃夫 - 『凩(こがらし)の時』 (築摩書房)
    • 三浦哲郎 - 『白夜を旅する人々』(新潮社)
  • 第13回(1986年度)
    • 井出孫六 - 『終わりなき旅-「中國殘留孤児」の歴史と現在』(岩波書店)
    • 加賀乙彥 - 『濕原』 上・下 (朝日新聞社)
  • 第14回(1987年度)
    • 山田晶 - 『アウグスティヌス講話』(新地書房)
  • 第15回(1988年度)
  • 第16回(1989年度)
    • 西村三郎 - 『リンネとその使徒たち』(人文書院
    • 原田正純 - 『水俁が映す世界』(日本評論社
  • 第17回(1990年度)
    • 宮下志朗 - 『本の都市リヨン』(晶文社
    • 富士川英郎 - 『菅茶山』上・下 (福武書店
    • 中村喜和 - 『聖なるロシアを求めて 舊教徒のユートピア』(平凡社)
  • 第18回(1991年度)
    • 大笹吉雄 - 『花顔の人 花柳章太郎』(講談社
  • 第19回(1992年度)
    • 嚴安生 - 『日本留學精神史』(岩波書店)
    • 小西甚一 - 『日本文藝史』 全5巻 (講談社)
  • 第20回(1993年度)
    • 中村隆英 - 『昭和史』 全2巻(東洋経済新報社
    • 多田富雄 - 『免疫の意味論』(青土社

第21回到第30回

  • 第21回(1994年度)
    • 龜井俊介 - 『アメリカン・ヒーローの系譜』(研究社出版
    • 吉村昭 - 『天狗爭亂』(新潮社)
  • 第22回(1995年度)
    • 小田久郎 - 『戦後詩壇私史』(新潮社)
    • 中薗英助 - 『鳥居龍蔵伝』(岩波書店)
  • 第23回(1996年度)
  • 第24回(1997年度)
    • 中西進 - 『源氏物語白楽天』(岩波書店)
    • 中島秀人 - 『ロバート・フック ニュートンに消された男』(朝日新聞社)
  • 第25回(1998年度)
    • 北杜夫 - 『青年茂吉』、『壯年茂吉』、『茂吉彷徨』、『茂吉晩年』(岩波書店)
  • 第26回(1999年度)
    • 高井有一 - 『高らかな輓歌』(新潮社)
    • 丸谷才一 - 『新々百人一首』(新潮社)
  • 第27回(2000年度)
  • 第28回(2001年度)
    • 津島佑子 - 『笑いオオカミ』(新潮社)
    • 萩原延壽 - 『遠い崖 アーネスト・サトウ日記抄』全14巻(朝日新聞社)
  • 第29回(2002年度)
    • 長部日出雄 - 『桜桃とキリスト もう一つの太宰治伝』(文藝春秋)
    • 龜山郁夫 - 『磔のロシア スターリンと芸術家たち』(岩波書店)
  • 第30回(2003年度)
    • 山本義隆 - 『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房)

第31回到第40回

  • 第31回(2004年度)
    • 佐伯一麥 - 『鉄塔家族』(日本経済新聞社
    • 若桑みどり - 『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝國』(集英社
  • 第32回(2005年度)
    • 富岡多惠子 - 『西鶴の感情』(講談社)
    • 利比英雄 - 『千々にくだけて』(講談社)
  • 第33回(2006年度)
    • 田草川弘 - 『黒澤明VS.ハリウッド 「トラ・トラ・トラ!」その謎のすべて』(文藝春秋)
    • 辻原登 - 『花はさくら木』(朝日新聞社)
  • 第34回(2007年度)
    • 吉田修一 - 『悪人』(朝日新聞社)
    • 最相葉月 - 『星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社)
  • 第35回(2008年度)
    • 飯嶋和一 - 『出星前夜』(小學館
  • 第36回(2009年度)
    • 石川九楊 - 『近代書史』(名古屋大學出版會
  • 第37回(2010年度)
    • 渡邊京二 - 『黒船前夜 ロシア・アイヌ・日本の三國志』(洋泉社
  • 第38回(2011年度)
    • 司修 - 『本の魔法』(白水社
  • 第39回(2012年度)
  • 第40回(2013年度)
    • 乙川優三郎 - 『脊梁山脈』(新潮社)

第41回到第50回

  • 第41回(2014年度)
    • 長谷川郁夫 - 『吉田健一』(新潮社)
  • 第42回(2015年度)
    • 金時鐘 - 『朝鮮と日本に生きる−−済州島から豬飼野へ』(岩波新書)
  • 第43回(2016年度)
  • 第44回(2017年度)
  • 第45回(2018年度)
    • 角幡唯介 - 『極夜行』(文藝春秋)
  • 第46回(2019年度)
  • 第47回(2020年度)
  • 第48回 (2021年度)
    • 堀川惠子 - 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社)
  • 第49回 (2022年度)
    • 星野博美 - 『世界は五反田から始まった』(ゲンロン叢書)

評審委員

  • 第1回から第5回 石川淳井上靖加藤周一白石凡都留重人中野好夫湯川秀樹吉川幸次郎
  • 第6回 石川淳、井上靖、加藤周一、白石凡、都留重人、中野好夫、吉川幸次郎、渡辺格
  • 第7回 石川淳、井上靖、加藤周一、河野健二、白石凡、都留重人、中野好夫、渡辺格
  • 第8回 井上靖、加藤周一、河野健二、司馬遼太郎、白石凡、都留重人、鶴見俊輔、渡辺格
  • 第9回到第16回 井上靖(第15回缺席)、加藤周一、河野健二、司馬遼太郎(第12回缺席)、都留重人、鶴見俊輔、秦正流、渡邊格
  • 第17回 安部公房(缺席)、多田道太郎辻邦生芳賀徹萩原延壽山崎正和
  • 第18回 安部公房、河合隼雄、多田道太郎、辻邦生、芳賀徹、萩原延壽、山崎正和
  • 第19回 安部公房、有馬朗人、河合隼雄、多田道太郎、辻邦生、芳賀徹、萩原延壽、山崎正和
  • 第20回 有馬朗人、河合隼雄、多田道太郎、辻邦生、芳賀徹、萩原延壽、安岡章太郎、山崎正和
  • 第21回 有馬朗人、樺山紘一、河合隼雄、多田道太郎、辻邦生、芳賀徹、安岡章太郎、山崎正和
  • 第22回到第24回 有馬朗人、加賀乙彥、樺山紘一、河合隼雄、多田道太郎、辻邦生(第23回欠席)、芳賀徹、山崎正和
  • 第25回到第26回 青木保尾崎秀樹、加賀乙彥、菅野昭正杉本秀太郎米沢富美子
  • 第27回 青木保、加賀乙彥、菅野昭正、杉本秀太郎、吉村昭、米沢冨美子
  • 第28回 池內紀井上廈奧本大三郎富岡多恵子、吉村昭
  • 第29回到第30回 池內紀、井上廈、奧本大三郎、富岡多恵子、養老孟司
  • 第31回到第34回 井上廈、川本三郎高樹のぶ子山折哲雄、養老孟司
  • 第35回到第36回 池內了、井上廈(第36回缺席)、川本三郎、高樹のぶ子、山折哲雄
  • 第37回 池內了、井波律子、川本三郎、佐伯一麥、山折哲雄
  • 第38回到第40回 池內了、井波律子、川本三郎、佐伯一麥、船橋洋一鷲田清一
  • 第41回到第42回 池內了、佐伯一麥、田中優子、船橋洋一、鷲田清一
  • 第43回到第45回 後藤正治、佐伯一麥、田中優子、船橋洋一、鷲田清一
  • 第46回到第47回 後藤正治、田中優子、辻原登、船橋洋一、鷲田清一
  • 第48回 後藤正治、斎藤美奈子、田中優子、辻原登、船橋洋一

外部連結

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