黄 (春秋)
殷・西周・春秋時代の諸侯国 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、河南省の諸侯国について説明しています。山西省の諸侯国については「黄 (山西省)」をご覧ください。 |
黄(こう)は、殷・周代の諸侯国。爵位は子爵。国君は嬴姓(中国語版)。国民は東夷の黄夷(中国語版)の末裔である。殷代に黄夷が淮水の浜に建立した国家。周人が殷を滅ぼすと黄人は帰服し、領土を安堵された。出土した東周時代の黄や関連する青銅器によると、嬴姓の黄は姫姓の曾(中国語版、英語版)等と婚姻関係を結んでいた。
概要 殷代 - 紀元前648年, 国姓 ...
国姓 | 嬴姓(中国語版) |
---|---|
爵位 | 子 |
国都 | 河南省信陽市潢川県隆古郷(中国語版) |
分封者 | 不詳 |
始祖 | 不詳 |
滅亡原因 | 楚により滅亡 |
史書の記載 |
1.『春秋左氏伝』 (始見は桓公八年) 2.『竹書紀年』 (始見は夏相二年) |
周朝諸侯国一覧 | |
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先秦時代には複数の黄が存在していた。現在の山西省境内にも臺駘の末裔の黄が存在し、晋によって滅亡した 。本文が記述する諸侯国は河南省潢川県隆古郷(中国語版)の黄である。