鉄道車両におけるハイブリッド
ウィキペディア フリーな encyclopedia
この項目では、内燃機関とエネルギーの貯蔵機構を併載する鉄道車両について説明しています。その他の用法については「ハイブリッド機関車」をご覧ください。 |
鉄道車両におけるハイブリッド(てつどうしゃりょうにおけるハイブリッド)では、内燃機関と、蓄電池やフライホイールなどのエネルギーを貯蔵する機構を併載する鉄道車両について扱う。
2000年代以降の環境意識の高まりは、従来、自動車との比較でエネルギー効率が高く環境に優しいとされてきた鉄道車両の分野にも及びつつあり、より一層のエネルギー効率の向上が求められつつある。
ハイブリッド鉄道車両は、ディーゼルエンジンによって発電した電気を蓄電池に貯め、主電動機のみで駆動する(電気式気動車に蓄電池を付加した形)シリーズ方式と、ディーゼルエンジンと主電動機(電源はシリーズ方式に同じ)の双方を直接駆動に用いるパラレル方式(マイルドハイブリッド方式を含む)の2つの方式に大別される。なお、方式については事業者ごと、あるいは車両ごとに独自の呼称が使用されている場合がある。