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この項目では、仏教における水瓶について説明しています。生活用水を蓄える水瓶については「甕」をご覧ください。 |
水瓶(すいびょう、みずがめ)は、仏教において閼伽(水)を入れる瓶で、比丘(びく)が持たなければならない18種類の持ち物のひとつ。サンスクリット語の「グンディ」の訳で、軍持(ぐんじ)と音訳される。仏像のうち観音菩薩などの持物とされることもある。
灰釉花文浄瓶
荒久遺跡(千葉県市原市)出土。市原歴史博物館展示。
水瓶は、古くから使われ陶器のほか鋳銅製などがあり、文化財に指定されているものもある。