蛇頂石
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蛇頂石(じゃちょうせき)は、かつて鳩居堂が販売していた虫刺されに効くとされる人造石。同様のものは「黒い石」(the black stone, der schwarze Stein, la pierre noire, la piedrita negra)や蛇石(snake stone, viper's stone, serpent-stone, スランガステーンslangensteen)などと呼ばれており、13世紀ペルシャの博物学者カズウィーニーの著作にも記述があるほか、現在でも蛇に咬まれた時の民間療法としてアジア・アフリカ・南米などの現代医療の行き届かぬ地で広く用いられている。