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藤澤 信義(ふじさわ のぶよし、1970年1月17日 - )は、アジア圏を中心とした銀行業、保証事業、ファイナンス事業を行うJトラストグループの日本の経営者。岐阜県岐阜市出身。妻は、元宝塚歌劇団星組の娘役音花ゆり。
1970年に岐阜県岐阜市生まれ。東京大学医学部保健学科在学中からアミューズメント業界(ゲームセンター)でアルバイトとして勤務し[1]、卒業後もアルバイトを続けていたが、2001年6月に不動産担保融資を行うビィー・ジャパンに入社する。当時31歳であった藤澤は上限金利問題などで業績が傾いていた同社在籍中、金融機関へのアプローチやアセットの拡大などに取り組み、2年後の2003年6月に同社の代表取締役社長に就任した。翌年の2004年にはビィー・ジャパンの筆頭株主となる[2]。
その後、2005年9月にライブドアからM&Aが打診され、藤澤自身の持ち株33.4%を含む全株式をライブドアフィナンシャルホールディングス(LDFH)に譲渡し、同社の子会社ライブドア不動産となって、ライブドアグループの傘下となる。しかし、その後ライブドア事件が発生し、投資ファンドのアドバンテッジ パートナーズに譲渡されたLDFH(かざかフィナンシャルグループ)で経営を任されることになる。
2007年には、かざか債権回収(現:パルティール債権回収)の代表取締役会長となり、翌年の2008年には全国保証株式会社よりTOBを行い、Jトラストの筆頭株主となり、同社代表取締役会長となった[2]。
2011年にJトラストが韓国の消費者ローン会社のM&Aを行い、国内だけではなく海外への展開が進められる[3]。
2012年12月、JリーグのFC岐阜を個人で支援することを明らかにし、2013年は1億5000万円を支援していた[4]。
2008年から2016年までにグループ全体の総資産を42倍、営業収益を24倍にし[5]、2017年現在は、Jトラスト代表取締役社長最高執行役員、Jトラストアジア代表取締役社長、Jトラストインベストメンツインドネシア代表理事、アドアーズ(現:株式会社KeyHolder)取締役、JTキャピタル理事を務める[6]。
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