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航海年鑑
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この項目では、航海年鑑 (nautical almanac) 全般について説明しています。イギリスで発行された航海年鑑 (The Nautical Almanac)については「航海年鑑 (イギリス)」をご覧ください。 |
航海年鑑(こうかいねんかん、英語: Nautical almanac)は、航海士が海上にいるときに、天測航法を使用して自身の船の位置を決定する際に使用する、天体の位置が記載された刊行物である。航海暦(こうかいれき)とも呼ばれる。年鑑は、太陽、月、惑星、分点が頭上にある地球上の位置(赤緯とグリニッジ子午線からの時角による)を、一年中一時間ごとに指定する。選択した57の恒星の位置は、分点を基準にして指定されている。
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天測航法によって船や航空機の位置を見つけるとき、航海士は六分儀で天体の高度を測定し、海洋クロノメーターで時刻を記録する。測定した高度と、予測される現在位置における予測される高度とを比較する。高度の差分は、予測される現在位置が位置線から何海里離れているかを示す。