胆管癌
胆管に発生する悪性腫瘍 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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胆管癌(たんかんがん、英: Cholangiocarcinoma)は、胆管に発生する悪性腫瘍である。胆管とは肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ流す導管である。胆管は肝臓内の細い枝に始まり、次第に合流して2本の太い管(左肝管・右肝管)になり、肝門部で1本に合流し(総肝管・総胆管)、その後膵臓を貫いて十二指腸乳頭部に開口する。いずれの部位にも胆管癌は生じうるが、発生部位により性質や治療法が異なるため、以下のように細分類されている。
- 肝内胆管癌(肝臓内の胆管に生じた癌)
- 肝外胆管癌(肝管および総胆管に生じた癌。狭義の胆管癌。本項で解説する。)
- 乳頭部癌(乳頭部胆管に生じた癌)
なお、胆嚢管(胆嚢と総胆管をつなぐ短い管)に生ずる胆嚢管癌は、胆嚢癌に含めて取り扱われる。
本項では肝外胆管癌につき解説する。その他の癌についてはリンク先を参照。