聖アヌンツィアータ騎士団
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聖アンヌンツィアータ騎士団 (せいアンヌンツィアータきしだん、Ordine Supremo della Santissima Annunziata、最も神聖なる受胎告知の騎士団)は中世イタリアで結成された騎士修道会、及びこれを後身とする世俗騎士団。1362年にサヴォイア伯アメデーオ6世によって結成され、聖モーリス騎士団と並んでサヴォイア家の騎士修道会として運営された。後にサヴォイア家の宮殿騎士団となり、やがてイタリア王位を得ると王国の最高勲章として機能した。
概要 聖アンヌンツィアータ騎士団 Ordine Supremo della Santissima Annunziata, サヴォイア家による栄典 ...
聖アンヌンツィアータ騎士団 Ordine Supremo della Santissima Annunziata | |
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騎士団の紋章 中央部分に受胎告知の場面が描かれている | |
サヴォイア家による栄典 | |
種別 | 宮殿騎士団 |
資格 | 戦闘に従事する者 |
対象 | 王家にとって顕著な業績 |
騎士団長 | ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア公爵閣下 |
地位 | 騎士 |
歴史・統計 | |
創立 |
1362年 サヴォイア伯アメデーオ6世 |
階位 | |
下位席 | 聖マウリッツィオ・ラザロ騎士団 |
騎士団のリボンカラー |
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共和制移行により共和国勲章に最高勲章の地位を明け渡すと、亡命貴族であるサヴォイア家による名誉勲章として存続した。現騎士団長は最後の王太子であったナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア。