空中機動作戦(くうちゅうきどうさくせん)は、地上部隊では即応できない緊急かつ緊要な時期に部隊を空中機動させ、重要目標の攻撃、要点の占領、危機正面に対する対処・増援を行い、作戦全体の遂行を容易ならしめる事である。すなわち、空中機動後に何らかの形で地上の作戦・戦闘を実施する事をねらいとする場合であって、単なる空輸による移動は含まない。
空中機動作戦は、エアボーン戦術を用いたものとヘリボーン戦術を用いたものがあり、これらはそれぞれ単独または一体となって行われる。また、その部隊規模に応じ、戦略的あるいは戦術的に運用される。