ろう石ウィキペディア フリーな encyclopedia ろう石(ろうせき、蝋石、蠟石)は、蝋(ろう)のような質感(ろう感)や光沢をもつ緻密な軟質岩の総称[1][2]。石英や長石を主成分とする火山灰や火山岩が酸性の熱水液による熱水作用を受けて生成したと考えられている[2]。 中国では五代の時代に凍石に対して与えられた名だった[1]。日本では江戸末期に葉ろう石(パイロフィライト)が発見された後に明治時代に印材や石筆に用いられ「ろう石」と呼ばれるようになった[1]。
ろう石(ろうせき、蝋石、蠟石)は、蝋(ろう)のような質感(ろう感)や光沢をもつ緻密な軟質岩の総称[1][2]。石英や長石を主成分とする火山灰や火山岩が酸性の熱水液による熱水作用を受けて生成したと考えられている[2]。 中国では五代の時代に凍石に対して与えられた名だった[1]。日本では江戸末期に葉ろう石(パイロフィライト)が発見された後に明治時代に印材や石筆に用いられ「ろう石」と呼ばれるようになった[1]。