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日本のドラマー ウィキペディアから
河村 智康(かわむら のりやす、1960年5月3日 - )は、東京都出身のドラマー、スタジオ・ミュージシャン。愛称の「カースケ」から、河村"カースケ"智康ともクレジットされる。息子は同じくドラマーの河村吉宏。
10代前半の頃に結成したバンド「ぴかぴか」がコンテストで優勝したことをきっかけにプロの世界に入り、二十歳の頃からドラマーとして活動を開始[1]。
白井貴子& CRAZY BOYSのドラマーである[2]。また1990年代後半には人気ドラマーとなり、サポート・ミュージシャンとして桑田佳祐、福山雅治、藤井フミヤ、椎名林檎、氷室京介、スキマスイッチ、德永英明、松任谷由実、星野源、コブクロなど、数多くの著名ミュージシャンのアルバムやツアーに参加[3][4]。頼まれればボーカルも務める。ドラムセットはカノウプスの物を使用。
影響を受けたアイドルはザ・タイガースとビートルズ。趣味はヴィンテージ・ギター集め[5]。
長髪を頭の後ろで下に束ねて垂らし、口髭と顎髭を蓄えた仙人のような風貌である[3]。ステージではおとなしい性格。桑田佳祐曰く下戸とのこと。
愛知県名古屋市にある老舗中華料理店「中国料理ピカイチ」の常連客の一人であり、同店が運営している公式YouTubeチャンネルの配信動画にも出演している[6]。
ビートルズに影響を受けたというドラムはシンプルでタイトなリズムでバンドサウンドの根幹を成すようなドラミングで、余計なことを一切しないグルーヴィーなサウンドが特徴である。特定の師匠を持ったことがなく、ルーディメンツなどのテクニカル練習もしない。感覚やフィーリングを大切にしており、基礎練習よりはコピー練習をして感覚を掴むことを勧めている。ドラムセットは非常に低くセッティングしてあり、理屈ではなくフィーリングを大切にした結果そのようになった。バンドアンサンブルを何よりも重視しており、ドラムは単独の楽器ではなく、曲と合わせてこそ意味を成すというポリシーを持っている[3][5]。
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