水平線
海上に見える水面が空と接する一線 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
日本のバンドback numberの楽曲については「水平線 (back numberの曲)」を、水平面と投影面が交差する線については「透視投影#水平線」をご覧ください。 |
水平線(すいへいせん、horizon)とは、水面(海)と空の境界をなす線のこと。作図などにおいて、水平面に平行な線を「水平線」ということもある。
地球が球体であることから、ある距離でそれ以上先の球面が見えなくなる。その位置が左右に線を引いているように見える。その線の位置が水上であった場合の呼び名が水平線である。
観察者からの距離は成人(目の高さ1.5m)で約4.4kmほどである。観察者の位置が高ければ高いほど水平線は遠くなり、海岸の高層ホテルからでは水平線までの距離は16kmほどである。さらに、1960年代にアメリカ空軍が計測したところによると、高度約9,150mの大型ジェット機からでは395kmとなっている。 理論上高度約9,150mからでは341kmが限界となるので、395kmとする数値は高度12,300m程度から測定されたものと見られる。