歯科薬理学
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歯科薬理学(しかやくりがく、英語:dental pharmacology)とは、基礎歯学の一分野の専門学問である。
主に薬学を基礎に口腔分野の抗菌薬、抗ウイルス薬などの薬物療法、治験、薬物アレルギー、各種薬理作用などの研究を行っている。また、全身疾患と口腔疾患の関連性からその研究対象も口腔からの全身薬理学へと変化している。
研究に従事している者は、歯科医師の他に薬剤師、免疫学者、細菌学者、インフェクションコントロールドクターなど様々な分野の研究者が従事している。
歯科臨床系では、歯科麻酔学や口腔外科学などと関わりが深く、特に歯科麻酔学分野では麻酔薬やペインクリニックなど、薬物を臨床応用することから研究分野を兼ねる研究室もある。