桜町陣屋跡
栃木県真岡市にあった陣屋 ウィキペディアから
栃木県真岡市にあった陣屋 ウィキペディアから
桜町陣屋跡(さくらまちじんやあと)は、栃木県真岡市物井にある江戸時代の陣屋遺跡である。1932年3月25日に国史跡に指定され、2005年7月14日に追加指定が行われた。二宮尊徳が36年間過ごした陣屋跡である。周辺は史跡公園として整備されている。尊徳資料館が隣接している。
文化庁はこの陣屋跡について、次のように解説している[1]。
元禄十一年小田原藩主大久保忠朝三男信教出デテ宇津氏ヲ嗣ギ此地ヲ領スルニ及ビ陣屋ヲ置キシ所ナリ後文政五年二宮尊徳藩主大久保忠眞ノ命ヲ受ケ此陣屋ニ居住シテ荒蕪ヲ開拓シ水利ヲ通ジ報徳訓ヲ弘メ住民ヲ指導誘掖セリ 東西北ノ三面ニハ水路ヲ繞ラセル元四周ニ土壘ヲ繞ラシタルモ東方ノ分ハ早ク尊徳ノ時之ヲ除ク北西ノ間ハ明治維新後破壞セラレ敷地ノ東寄ニ草葺平屋建一棟アリ尊徳居住ノ陣屋ノ一部ナリ居間及座敷戸、棚、板戸ニ秘書不退堂聖純カ報徳訓及和歌ヲ書セルモノヲ存ス 域内今水路ヲ通シ開拓シテ水田及畠地トナセルモ敷地ノ境界明カニ陣屋ノ一部土壘井戸池等ヲ存シ尊徳居住當時ノ陣屋ノ規模ヲ見ルニ足ルモノトス
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