普陀山
ウィキペディアから
ウィキペディアから
普陀山(ふださん、拼音: )は、中華人民共和国浙江省舟山群島にある島。中国四大仏教名山(仏教の聖地。五台山、九華山、峨眉山、普陀山)の一つで、観音菩薩が祀られている。
中華人民共和国国家級風景名勝区(1982年認定)[1]と中国の5A級観光地(2007年認定)で[2]、年間360万人を超える観光客が訪れる。
当地が観音霊場となった由来は、後述の「普済禅寺」の項にも記述される通り、916年、中国への渡来僧である慧萼(えがく)が、中国留学を終えて日本に帰国しようとした際、日本に招来しようとした観音像が当地で日本に渡ること拒んだ(=不肯去)、という故事にちなんでいる。よって、その観音像は「不肯去観音」と称されており、そのお堂は「不肯去観音院」と呼ばれる。以後、この舟山群島中の普陀山は、観音菩薩の浄土である補陀落に擬せられ、人々の信仰を集める中国有数の霊場となった。「普陀山」という名称の由来も、「補陀落」である。
普陀山は杭州湾の出口から東シナ海海上を東に約100海里にあり、全島面積早く12.5平方キロメートル。細長い形をした島で、最高地点は仏頂山で海抜約300メートル。
行政的には浙江省舟山市普陀区。中国四大仏教名山のうち唯一の海上聖地であり、「海天佛国」と呼ばれる。
「磐陀石」「二亀聴法石」「説法台石」などの奇岩が多い。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.