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鹿島市にある寺院 ウィキペディアから
この寺は、延宝5年(1677年)肥前国佐賀藩(肥前藩)の支藩である鹿島藩の藩主鍋島直朝の長男の断橋(鍋島直孝)の開基により、桂厳明幢が開山となり創建された寺で、以後鹿島藩主の菩提寺となった[1]。
断橋が住居としていた土地約1万坪を寺域とし、5年かけて京都萬福寺に倣った黄檗宗様式の寺が造営された。入口には2つで1対の竜眼の池があり、参道は竜の首のように鍵型に曲がる。楼門をくぐった先は回廊に囲まれた中庭で、正面奥に本堂を構えている。ほかに仏堂、禅堂、方丈、鐘楼など計17の建物が伽藍を構成する。歴代鹿島藩主の墓域は本堂のさらに奥に設けられている。なお山号の円福山は、以前この地にあったという円福寺から採られている[1][2]。
南方の山の原生に近い二次林は境内付近まで連続しており、豊かな動植物相を持つ観察適地となっている[1]。佐賀県が調査を行う「佐賀県名木・古木」に登録されている巨樹や古木も複数あり、列挙すると樹高21 mのイチイガシ、推定樹齢400年の楠、樹高28 mのシイ、樹高31 mの杉、樹高25 m超のムクノキ2株がある[3]。
佐賀県鹿島市大字古枝字久保山
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