明智平ロープウェイ
栃木県日光市にあるロープウェイ ウィキペディアから
明智平ロープウェイ(あけちだいらロープウェイ)は、栃木県日光市にあるロープウェイ(索道)である。東武鉄道グループの日光交通が運行している。
明智平ロープウェイ | |||
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ロープウェイと男体山 | |||
栃木県 における位置 | |||
概要 | |||
状態 | 営業中 | ||
位置 | 栃木県日光市細尾町深沢709-5 | ||
座標 | 北緯36.73725度 東経139.51617度 | ||
駅数 | 2 | ||
開業 | 1933年 | ||
再開業 | 1950年 | ||
ウェブサイト |
www | ||
運営 | |||
運営者 | 日光交通株式会社 | ||
最大定員 | 16人乗り 2両 | ||
片道所要時間 | 3 分 | ||
技術的特徴 | |||
区間長 | 300 m (984 ft) | ||
ケーブル数 | 3 | ||
運行速度 | 2.5m/s | ||
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明智平駅と展望台駅を結ぶ路線で、展望台駅からは華厳滝や中禅寺湖、男体山を望むことができる。かつては日光駅・東武日光駅から路面電車(東武日光軌道線)とケーブルカー(東武日光鋼索鉄道線)で明智平まで乗り継ぐことができたが、道路整備などの理由で1968年に路面電車、1970年にケーブルカーが廃止された結果、このロープウェイのみが残される形となった。
車体デザインは、赤色を主体とし、白色ラインを引いたものとなっていたが、2024年現在、東武N100系電車(スペーシアX)プロモーションデザインに塗り替えられている。
かつては明智平駅の駅舎に大規模なレストハウス(ケーブルカーの駅舎跡でもある)「明智平パノラマレストハウス」が併設され、ドライブインの機能を有していたが、後述の通り営業を終了・解体された。2019年現在は、駅舎内で小規模な売店機能があるほか、ホットスナック・飲料類のテイクアウト店とトイレを併設した小規模な新棟が設置されている。また、駅舎と新棟の間は、更地のままになっており、日光市街やケーブルカーの線路跡を眺められる展望スペースとなっている[1]。
路線データ
- 全長:0.3km
- 高低差:86m
- 最急勾配:30°
- 最高速度:9km/h
- 走行方式:交走式
- 定員:16人
- 運転時分:3分
- 駅数:2駅
歴史
- 1933年11月3日 日光登山鉄道により開業。
- 1943年 不要不急線として撤去・営業休止。同時に日光登山鉄道による運営は終了。
- 1950年10月5日 東武鉄道により営業再開。不要不急線として撤去されたロープウェイでは唯一再開した。
- 1985年4月1日 日光交通へ営業譲渡(不動産所有等は東武鉄道が維持)
- 2016年4月1日 建物老朽化のため、明智平パノラマレストハウスの食堂営業を休止。レストハウスの売店とロープウェイは営業継続[2]。
- 2017年11月 - 2018年1月 明智平パノラマレストハウスを解体[3]。
- 2018年8月15日 - 明智平パノラマレストハウス跡地に展望スペースがオープン[1]
- 2021年
駅
- 明智平駅(北緯36度44分13.8秒 東経139度31分3.8秒)
- 日光市細尾町深沢に位置し、付近を第二いろは坂(中禅寺湖畔方面への山登り専用)が通過する。1932年から1970年にかけては東武日光鋼索鉄道線(ケーブルカー)も発着していた。乗り場は地下階に設置されている。駅舎はかつては明智平パノラマレストハウスと一体化していた。
- 展望台駅(北緯36度44分14.4秒 東経139度30分51.4秒)
- 栃木県日光市細尾町に位置する。駅舎は2階建てで、2階が展望台となっている。展望台近くから茶ノ木平へのハイキングコースが整備されているが、冬季は閉鎖される。
アクセス
日光駅・日光道清滝IC方面より、第二いろは坂を経由し、明智平駅へアクセスできる。第二いろは坂は日光駅方面→中禅寺湖方面の一方通行であるため、中禅寺湖側から行く場合は第一いろは坂を下ってから折返し第二いろは坂を登る必要がある。
かつては、中禅寺湖方面から明智平駅までの第二いろは坂は対面通行となっており、中禅寺湖側からの直接のアクセスが可能だったが、渋滞対策の為2019年10月より同区間は一方通行化された[8]。
なお、明智平駅の駐車場は無料開放されていたが、2021年7月1日より二輪車を除き有料化された。ただしロープウェイ利用者には無料券が配布される[4]。道路の反対側の県営駐車場は完全無料のままとなっている。
明智平ロープウェイからハイキング
脚注
関連項目
外部リンク
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