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ウィキメディアプロジェクトの方針とガイドラインの説明 ウィキペディアから
ウィキペディアは、次の目的を掲げています。
この文書はウィキペディア日本語版の方針です。多くの利用者に支持されており、すべての利用者が従うべきだと考えられています。変更はコミュニティーの合意を反映している必要があります。 |
この目的を達成するために、ウィキペディアには方針とガイドラインがあります。方針とガイドラインには、まだ発展中のものも、もはや定着して議論の余地がないものもあります。
ウィキペディアで活動する際に、すべての方針に目を通す必要はありません。しかし、ウィキペディアの全ての方針・指針の基礎である「五本の柱」については、できるだけ早く把握してください。
方針文書はその守るべき度合によって、以下のように区分されています。
以上のほか、Wikipedia名前空間には、(方針やガイドラインの適用を手助けする)コミュニティプロセスページ、歴史的文書、ウィキプロジェクト、利用の手引きやヘルプ、コミュニティの議論のためのページやお知らせページなどがあります。
あなたはウィキペディアの編集者です。ウィキペディアに編集長はいません。百科事典の日々の進行の監視や承認をする中央のトップダウンのメカニズムもありません。その代わり、活動的な参加者が発見した内容やフォーマット(様式)の問題を、編集したり修正したりします。つまり、参加者は筆者と編集者を兼ねます。
大部分の方針やガイドラインは、このように個々の利用者が編集したり、議論したりするときに実施されます。管理者が方針に従わない利用者の一時的な投稿ブロックを行う場合もあります(特に荒らし行為への対処)。
方針やガイドラインの内容は以下のようにすべきです。
ウィキペディアでは合意によって大部分の方針・ガイドラインが決まります。この合意は難しい質問が飛び交う公開の討論によって作られたものもあり、単純に確立された慣習の結果として発展したものもあります。(このページも含めて)ウィキペディアの方針関連のページでの記述は、時間経過とともに発展していくコミュニティの規範となることを意図しています。
方針・ガイドラインについての提起と討論は、Wikipedia名前空間上のページやノートページで行われます。メタ・ウィキメディア、チャット、メーリングリストなどで議論が起こることもありますが、方針・ガイドラインの採用にはウィキペディア本体での合意がなければなりません。方針が論争の元となる可能性がある場合には、採用の前に議論する必要があります。
慣習に基づく方針・ガイドラインの見極めは難しいことがあります。その方針・ガイドラインに特に反対がない場合、コミュニティの注意を長期間十分にその方針・ガイドラインの決定に向けるのは困難かもしれません。このような場合には、その慣習を適切なページに文書化しておくことが最善でしょう。文書化されていれば、その慣習についての議論などの基点となります。また、必要なときに、その文書をリンクとして提示することが可能になります。
その文書に書かれているものが慣習に基づく方針・ガイドラインかどうかを簡単に見分けたい場合、その文書のノートを見てみるとよいでしょう。ノートが存在しないか、ほとんど議論されていない場合には、慣習に基づくものか他国語版の文書を訳したものです。
重要な方針やガイドラインの多くは、ウィキメディアの基本的原則 (Founding principles) に密接に関連しています。それ以外の方針は、よくある疑問や編集時の混乱を解決する方法としてしだいに発展していったものです。方針は先例なしに策定されるということは滅多にありません。
方針の採用にはコミュニティによる強い賛同が必ず必要です。方針は、新しい方針の提案や、ガイドラインや私論からの格上げ、既存の方針の分割・統合による再構成によって策定します。
現在提案中の方針やガイドラインはCategory:草案やCategory:試験段階の草案にあります。また却下された草案はCategory:却下された草案にあります。
新しい方針の提案には、議論と、コミュニティ全体での高いレベルの合意が必要です(Wikipedia:合意形成も参照)。新しい方針についての意見を求めるには、典型的には{{コメント依頼}}テンプレートを使いつつWikipedia:コメント依頼を利用したり、Wikipedia:お知らせやプロジェクト:プロジェクト関連文書/リストに掲載したりするなどして、コミュニティに対して議論に参加するよう呼びかけます。コメント依頼は少なくとも1週間は待つのが望ましいでしょう。
必要とされるレベルの合意のない文書に{{Policy}}テンプレートを貼り付けたとしても、それはその文書が方針となることを意味しません。たとえその文書が別の方針を要約またはコピーしたものであったとしてもです。
既存の方針やガイドラインは、編集傾向やコミュニティの基準の変化によって不要となったり、他の方針が改善されたことによって余計でくどいものとなったり、正当な理由のない過剰な指示となったりするかもしれません。そのような場合には、編集者はその方針やガイドラインを、ガイドラインや「私論」、「歴史的文書」に格下げすることを提案できます。
格下げの手順は方針の提案時のそれと同様で、ノートページで議論を提起して、コミュニティに対して議論へ参加するよう呼びかけます。コメントを集めるのに合理的な期間が経過した後は、議論から中立な第三者が議論を閉じて合意がなされたかどうか判断するのが望ましいでしょう。
方針を修正するには、(必須というわけではありませんが)修正する前にまずノートページで提案してください。そして変更内容に異論がないか、または議論において合意がなされたなら、修正します。議論の結論がはっきりしない場合には、議論から中立な第三者による評価に委ねるのが望ましいでしょう。
大幅な修正を行う際には、コミュニティ全体へ告知するべきです。告知は提案の時と同様の方法で行うとよいでしょう。なお、書式や文法の修正などの細部の編集はいつ行ってもかまいません。
現在行われている議論における自身の主張を裏付けるために方針を修正しようと試みることは、ルールの悪用とみなされかねません。その編集者が議論に参加していることを公表することなく方針を修正しようとする場合は特にそうです。
方針やガイドラインの名前には通常、「~の方針」や「~のガイドライン」といった語句を含める必要はありません。ただし同名のページと区別する必要がある場合はその限りではありません。
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