新聞常用漢字表
ウィキペディア フリーな encyclopedia
新聞常用漢字表(しんぶんじょうようかんじひょう)は、日本新聞協会新聞用語懇談会がまとめた漢字表で、新聞記事などで使用する漢字の字種とその音訓を示す。『新聞用語集』(日本新聞協会)が掲載する新聞表記の基準の一つ。
2022年に日本新聞協会が刊行した『新聞用語集』2022年版の「新聞常用漢字表」では、2010年に告示された改定「常用漢字表」の2136字から7字(虞・且・遵・但・朕・附・又)を除いた2129字に常用漢字表外字8字(磯・絆・哨・疹・胚・炒・栗・淵)を加え2137字の使用を認めている。
日本国内の新聞・通信・放送各社は、原則としてこの表に準拠して漢字を使用する。この表を基に若干の増減を加え自社独自の基準を定めることもある。
本項では、2007年に「新聞常用漢字表」と名付けられるより前に新聞用語懇談会が示した漢字表や漢字使用基準のほか、市販されている報道各社の用字用語手引書が掲載する漢字表などについても扱う。