平成三強
平成に中央競馬で活躍した競走馬(オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン)の総称 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
平成三強(へいせいさんきょう)とは、平成初頭に中央競馬で活躍した3頭のサラブレッド競走馬(オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン)の総称である。とくに1989年(平成元年)には、中央競馬におけるGI戦線の中心となった。
イナリワンとオグリキャップはそれぞれ1989年(平成元年)度と1990年(平成2年)度のJRA賞年度代表馬に選出され、さらにオグリキャップは日本中央競馬会(JRA)の顕彰馬に選出された。
また、武豊は3頭全てに騎乗しており、それぞれでGIを2勝以上(スーパークリーク3勝、イナリワン・オグリキャップ2勝)している。
1993年(平成5年)、牡馬クラシック路線で三冠を分け合ったビワハヤヒデ・ナリタタイシン・ウイニングチケットを指して「BNW」という総称の他に「(新・)平成三強」と呼ぶこともある。ただしオグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンはGIを3勝以上しているが、こちらの平成三強のうちウイニングチケットとナリタタイシンはGIを4歳クラシックの1勝しかしていない。しかも3頭間での直接対決でもビワハヤヒデにはそれぞれ1勝ずつしかしておらず世代を超えた古馬戦線でGIを勝ったのもビワハヤヒデのみなので事実上一強に近い。