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JR西日本が広島都市圏の在来線に付した愛称 ウィキペディアから
広島シティネットワーク(ひろしまシティネットワーク)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)広島支社が広島県の広島都市圏(一部山口県に位置する岩国都市圏にも乗り入れ)で営業する在来線に付した愛称である。
2015年に行われたエリアブランディング(後述)以降、227系電車を中心に「JRシティネットワーク広島」(ジェイアールシティネットワークひろしま)の呼称も用いられているが[1][2]、それ以降も広島支社ニュースリリース[3]や鉄道雑誌[4]などでは引き続き「広島シティネットワーク」の呼称が用いられている。
広島駅を中心に、放射状に伸びる山陽本線(山陽線)・可部線・呉線・芸備線で、2002年(平成14年)10月5日のダイヤ改正以降[5]、以下の区間を広島シティネットワークとしている[4][6]。特定都区市内制度における「広島市内の駅」よりも、芸備線を除き広島シティネットワークの方が広大である[注 1]。
現在運用されているものは、2015年3月14日のダイヤ改正に合わせて国鉄時代からの古い設備を一新し、新型車両(227系電車)やサインシステムにより新たにブランディングを行ったものであり[2]、広島駅を中心とした5方面に分け、運行系統別に新たな路線記号とラインカラーを導入したものである(2014年8月6日に導入を発表[7])。この時のブランディングが「“JRシティネットワーク広島”のブランディング(227系電車と路線記号カラーデザイン)」として2015年9月29日に2015年度グッドデザイン賞を受賞している[1][2]。
2016年のダイヤ改正以降、公式サイトの全域路線図上や、周辺支社管内を含めた一部の駅の運賃表・のりば案内・時刻表では路線記号適用区間が上記より逐次拡大されているが(芸備線は岡山支社管内を含む)、広島シティネットワークとしてのエリアは可部線の延伸を除いて変化はない。
平日の朝時間帯にのみ運行される列車。山陽本線では、朝ラッシュ時に糸崎駅 → 五日市駅・岩国駅間で2本、岩国駅 → 広島駅間で1本が運転されている。ただし、海田市駅 - 広島駅間では平日・土休日の朝に呉線系統の「通勤ライナー」の運行があるが、呉線の通勤ライナーは山陽本線との接続駅である海田市駅を通過する[注 2]。
2008年3月15日のダイヤ改正で、日中の快速「シティライナー」の停車駅が追加され、広島駅以西の「シティライナー」と「通勤ライナー」の停車駅が同一となるものの、「通勤ライナー」の名称は残っていた。翌年の2009年3月14日のダイヤ改正にて、広島駅 - 岩国駅間の「通勤ライナー」は、いったん「シティライナー」に統合されて廃止された。2010年3月13日のダイヤ改正からは、快速「シティライナー」が廃止されて[注 3]、広島駅 - 岩国駅間の快速列車は「通勤ライナー」に再び変更された。このダイヤ改正以降は、広島駅を境に列車種別が変更して運転されるようになり、朝ラッシュ時は、広島駅まで快速、広島駅から普通として、夕方ラッシュ時は広島駅まで普通、広島駅から快速として運転されていた。
2012年3月17日のダイヤ改正で、夕方と土曜・休日の快速「通勤ライナー」が廃止され[9]、平日朝のみの運行となる。
2018年7月の豪雨災害による被災からの全線復旧以降も、平日・土休日共通の暫定ダイヤで運行されていたため、この間は土休日にも運行が行われていたが、糸崎駅以東への乗り入れは休止された[10]。2019年3月16日のダイヤ改正で正式に毎日運行に戻る一方、糸崎駅以東ならびに可部線への乗り入れが正式に廃止された。2020年3月14日のダイヤ改正では平日ダイヤと土休日ダイヤが再分離されたため、再び平日のみの運行に戻った。一方、呉線の通勤ライナーは土休日も運転されている。
シティライナー | |
---|---|
概要 | |
種類 | 快速列車 |
現況 | 運転中 |
地域 | 広島県、山口県 |
前身 | 快速「山陽シティライナー」 |
運行開始 |
(第1期)2001年3月3日 (第2期)2016年3月26日 (第3期)2020年3月14日 |
運行終了 |
(第1期)2010年3月12日 (第2期)2018年7月1日 |
運営者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
路線 | |
起点 | 西条駅・広駅[注 4]・広島駅 |
終点 | 岩国駅 |
営業距離 |
73.2 km(西条 - 広島 - 岩国間) 74.6 km(広 - 広島 - 岩国間) 41.4 km(広島 - 岩国間) |
使用路線 | JR西日本:山陽本線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
技術 | |
車両 | 227系電車(下関総合車両所広島支所) |
最高速度 | 最高100 km/h |
備考 | |
第2期は平成30年7月豪雨の影響で2018年7月7日から運休、翌2019年3月16日のダイヤ改正で時刻表から削除。 |
現在は土休日のデータイムの快速として運行されている列車である。ここでは前身の「山陽シティライナー」も含めて記す。
2010年3月13日の改正で一度廃止されるまでは主に岡山駅 - 徳山駅間で運転され、そのうち広島近郊の西条駅 - 岩国駅間で2010年3月12日まで速達運転を行っていた快速列車であった[11]。2001年3月3日に「山陽シティライナー」として運行を開始した。2003年3月15日で昼間時以外の列車を「通勤ライナー」として分離して「シティライナー」に改称した。
基本的には山陽本線の長距離普通列車が広島シティネットワークエリア内では快速「シティライナー」となり、快速区間以外では普通[注 5]と案内していた。該当する列車の方向幕には例えば「西条 - 岩国間快速」とあり、車内放送でも同様の案内をする。下り岡山駅発車時点での車内放送の例としては、「西条から岩国まで快速の○○行き」「広島県内の西条から岩国までは快速となります」というものがある。広島駅の放送でも「広島 - 瀬野間快速です」「広島 - 岩国間快速です」と案内していた。
列車は最遠で下関駅まで運転されていたが、徳山駅 - 下関駅間は普通列車の扱いとなり、徳山駅で列車番号を変更していた。
朝は広島や白市始発の列車や可部線直通列車も設定されていたほか、糸崎始発の列車も多く運転されていた。かつては下関発三石行き[注 6]があり、運行距離が 425.7km で、日本最長であった(下関駅の西隣は福岡県の門司駅で、三石駅の東隣りは兵庫県の上郡駅であるため、中国地方の西端から東端まで走行していたことになる)。三石駅直通列車が廃止されてから2009年3月までは、下関駅 - 岡山駅を運行する列車が日本最長の 384.7km になり、それ以降は岡山駅 - 新山口駅間の 315.8kmであった。三石駅直通列車廃止後も、万富始発の列車(徳山行き)が下り1本のみ設定されていたが、こちらも2009年3月ダイヤ改正で廃止され、糸崎駅で系統分割されている。
2016年3月のダイヤ改正で岡山発下関行きの普通列車は復活したが[12][13]、2017年3月4日ダイヤ改正で運行区間が糸崎発下関行きに短縮され[14]、2018年9月9日以降は西日本豪雨からの復旧後の徐行運転に伴う臨時ダイヤにより白市発下関行へと短縮された。そして、2019年3月16日には糸崎発岩国行きに再度運行区間が短縮された[15]。この改正では広島地区227系統一の影響で、広島地区から山口県内への直通区間は徳山駅までに短縮され、同時に広島地区から岡山地区への直通運転も廃止され、広島地区での長距離列車はなくなった。
2010年に廃止されて以降、快速列車は朝ラッシュ時間帯を除き設定されていなかったが、2016年3月26日のダイヤ改正より土休日に限り再び運行を開始した[16]。運行区間は広島駅 - 岩国駅間を基本とし、朝の10時台の下りに限り西条駅始発で運行される。
西条駅 - 広島駅間の停車駅は、平日に運行される通勤ライナーと同一である。広島駅 - 岩国駅間については、2010年3月までの場合は広島市内各駅の乗車機会増及び岩国方面から広島市内主要駅への速達列車であったが、復活後は広島駅に近い主要駅を通過する一方、大野浦駅 - 岩国駅間では普通列車の削減を補完するため各駅に停車する遠近分離型の設定に変更されている。
2016年3月26日から2018年3月11日までは全列車が227系の4 - 8両編成で運転されていたが、2018年3月17日のダイヤ改正から再び115系も使われていた。
2018年7月の豪雨災害で山陽本線が不通となったことで「シティライナー」も運休となる。同年10月に山陽本線の不通区間が全て解消された後も、平日・土休日共通の暫定ダイヤ[注 7]での運行が続いたため「シティライナー」の運転再開はできず、平日ダイヤと土休日ダイヤが統合された2019年3月16日のダイヤ改正[17]を以って列車自体が廃止となり、時刻表からも削除された[18][15]。結果的に豪雨災害直前の日曜日であった2018年7月1日が最終運行となり、僅かおよそ2年3か月で再び廃止された。
2020年3月14日ダイヤ改正で平日ダイヤと土休日ダイヤが再分離されることに合わせ、土休日に運転が再開された。当初の運行形態は2018年7月以前のものを踏襲したが、宮内串戸駅が通過となり、横川駅に停車する[19]。しかし、翌2021年3月13日ダイヤ改正で日中の運行が取りやめとなり、西条駅発広島行き1本と、朝夕の広島駅 - 岩国駅間4往復のみの運行となり、広島駅を跨いだ運転も無くなった[20]。但し、朝1本だけ、広島駅9:12発のシティーライナーは広から広島までは通勤ライナーとして運転しており、運転系統上は、広島駅を跨いでからシティーライナーに変わる。
また臨時列車として2023年以降の岩国航空基地フレンドシップデーに合わせ2023年4月15日[21]と2024年5月5日[22]に臨時列車として快速シティライナーの運転実績があるほか、2024年4月27日 - 5月6日の土休日には昼間の快速シティライナーが広島駅 - 岩国駅で毎時1本運転で復活している[22]。
快速シティライナー停車駅の変遷 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●:停車、○:昼間時のみ停車、―:通過、→:通過(下りのみ運行)、/:未開業、…:この間は各駅に停車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2009年春、広島駅の南東にあった東広島駅(貨物)の跡地に、老朽化した旧広島市民球場に代わる施設としてMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島が完成した。これに伴い、プロ野球のナイター[注 8]が開催される日に限り、山陽線・呉線・可部線に臨時列車を「赤ヘルナイター号」の列車名で、試合終了後の時間帯に広島駅から運転を開始した。最初の運転日は2009年4月10日(広島東洋カープ対中日ドラゴンズ第1回戦)。
初年度の2009年は、山陽線下りは五日市駅まで、山陽線上りは瀬野駅まで、呉線は坂駅まで、可部線は緑井駅までと運転区間が短い一方で、運転本数を多く確保することで近距離区間の混雑解消を図っていた。毎年、運転区間・本数の見直しが行われているが、芸備線では一度も運転された事がない。
2016年からはデーゲーム開催日にも運転され、ナイター開催日の臨時列車も含めて「赤ヘル号」として運転されている。デーゲーム開催日は、試合開始前の時間帯に広島行が運転されるが、試合終了後には運転されない。但し、2016年は試合終了後に坂行が運転された。
運転時刻は予め決められているが、ナイターの試合展開により試合終了が遅くなった時は、運転時刻を繰り下げる場合がある[注 9]。
なお、広島シティネットワーク外ではあるが、2017年9月22日から2019年シーズン終了までは山陽新幹線でも「新幹線版『赤ヘル号』」として、一部日程(原則として金曜日のナイトゲーム開催日)で、広島駅発岡山駅行き臨時こだまが設定されていた[23][24]。N700系8両編成が充当され、全席自由席(グリーン券は当日車内販売のみ)で運行された。
年\行先 | 山陽線 | 山陽線 | 呉線 | 可部線 | ||||||||||||||
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五日市 | 大野浦 | 岩国 | 瀬野 | 西条 | 坂 | 呉 | 広 | 緑井 | ||||||||||
平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | 平 | 休 | |
2009年[25] | 6 | 6 | - | - | - | - | 3 | 3 | - | - | 2 | 2 | - | - | - | - | 1 | 1 |
2010年[26] | 5 | 1 | - | - | 1 | 1 | 2 | - | 1 | - | 1 | - | - | - | 1 | 1 | 1 | - |
2011年[27] | 2 | - | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | - | 1 | - | - | - | 1 | 1 | - | - |
2012年[28] | - | - | 1 | - | 1 | 1 | - | - | 1 | - | - | - | - | - | 1 | 1 | - | - |
2013年[29] | - | - | 3 | 2 | - | - | - | - | 1 | 1 | - | - | - | - | 1 | 1 | - | - |
2014年[30] | - | - | 2 | 2 | - | - | - | - | 1 | 1 | - | - | - | - | 1 | 1 | - | - |
2015年[31] | - | - | 2 | 2 | - | - | - | - | 2 | 2 | - | - | 1 | 1 | 1 | 1 | - | - |
2016年[32] | - | - | 2 | 2 | - | - | 1 | 1 | 1 | 1 | - | 3※(1※) | 2 | 2 | - | - | - | 1 |
2017年[33] | 1 | (1※) | 2 | 2 | - | - | 1 | - | 1 | 1 | 2 | 1 (1※) | - | 1 | - | - | - | 1 |
2018年[34] | 1 | (1※) | 2 | 2 | - | - | 1 | - | 1 | 1 | 2 | 1 (1※) | - | 1 | - | - | - | 1 |
2019年[24] | 2 | 2 (4※) | 2 | 2 (1※) | - | - | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 (1※) | - | - | - | - | - | - |
2020年[35] | - | - | - | - | - | - | - | |||||||||||
2021年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2022年[36] | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 1 | - | - | - | - | - | 1 |
2023年[37][38] | 1 | 1 | 1 | - | - | (快1※) | - | - | - | - | - | 1 (1※) | - | - | - | - | - | 1 |
定められた土曜休日に広島駅 - 三原駅間を山陽本線・呉線経由で運転されていた臨時の快速列車である。 2019年12月22日限りで運行を終了した。
定期列車に使用されるものを挙げる。
広島地区では32年ぶりの新型電車となった227系は、2015年から運行を開始した。
2016年3月26日、エリア内を含む山陽本線三原駅 - 岩国駅間、呉線、可部線のすべての2-4ドア車[注 10]を3ドア車で統一し、平日昼間を227系で統一した[39][注 11]。 最終的に3両編成が64本と2両編成が42本の合計276両が投入され、2019年3月に、広島エリア(山陽本線・可部線・呉線など)で運行されていた115系などの国鉄型電車を完全に置き換えた。
国鉄から承継した車両の大半は、大規模なリニューアル工事が施行され新車並の内装となっている。リニューアル工事が施行されていない車両に関しても、他線区から工事が施行された車両を転属させることで体質改善を図った。
広島市南区・安芸区、府中町、海田町を通過する山陽本線海田市駅 - 向洋駅間を含む山陽本線4.6km間及び呉線1.7km間について連続立体交差事業が計画されている[45]。1993年(平成5年)に事業採択され、1999年(平成11年)に都市計画決定、2002年(平成14年)に事業認可が行われ、用地買収に着手したが、その後数度の事業計画変更が行われ、現在工事中。
エリア内の保安システムは、ATS-SWによって整備されてきたが[46]、これは停止信号や曲線などの線路条件に対して特定の地点での速度照査を行う機能であった。新保安システムD-TAS[47]は、あらかじめ信号機の位置や速度制限箇所そして分岐点などの線路情報が入ったデータベースを車両に設置し、信号の現示・駅の番線や分岐といった地上子からの情報、車輪の回転や閉塞などから得られる列車位置と速度の情報これらをもとにデータベースと比較して列車を制御するもので、これによって速度照査以外にもホームの無い側のドアが開扉することの防止・停止位置の大幅なズレの防止などの機能が実現できる[46]。
エリア内では、227系電車のみが対応しており山陽本線白市駅 - 岩国駅間で地上設備を整備。 西広島駅~岩国駅間では2018年5月20日に運用開始し、白市駅~西広島駅間では2020年4月26日に運用を開始した。
広島シティネットワーク内のすべての駅がICOCAに対応している。ICOCA以外では、東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuica等、交通系ICカード全国相互利用サービスに加入している各種カードが利用できる。
ICOCA導入に先立って本エリアを含む岡山・広島地区の135の駅でIC乗車券対応の自動改札機が設置されたが、半数近くの駅が簡易改札機となっている。また一部の駅では、ICカード専用改札機も導入されている。
広島シティネットワークエリアの山陽本線で運用されていた車両は4両編成を基本単位としていたが、広島支社では227系電車の導入に際して、利用状況が横ばいで推移すると見込み、山陽本線の最小車両数を3両編成として輸送力の適正化を狙った。しかし、沿線への訪日外国人旅行客が増加し、さらには広島駅・天神川駅を最寄りとするマツダスタジアムへの野球観戦客の利用増加、新白島駅の利用客増も相まって、当初の想定以上に利用客が増加。その結果、ラッシュ時の3両編成の列車では積み残しが発生するほどの列車の混雑が生じている。JR西日本では混雑で利用客に迷惑をかけていることを認識した上で、2019年3月のダイヤ改正で一部列車で車両数の適正化を図ったが、同ダイヤ改正で227系に統一した結果、山口・岡山県からの直通乗り入れや旧型車の運用ができなくなり、一部の列車についてはラッシュ時の3両編成による運用が残っていた[48]。
こうした事情を鑑み、同年4月からは朝夕の一部列車で車両を増結する対処を行ったが、なおも混雑の著しい山陽本線(広島 - 五日市間)及び可部線については、同年9月に混雑時間帯の増発と増車によるダイヤの修正が実施された[49]。
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