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北海道札幌市南区の地名 ウィキペディアから
小金湯(こがねゆ)は北海道札幌市南区の地名。国道230号沿いの地域のひとつで、札幌市街から見て定山渓の手前に位置する。
地名の由来は判然としない。温泉の硫黄が黄金色に見えたからとも、砂金が採れたからとも言われる[2]。あるいは川床に露出した黄銅鉱が理由であるかもしれない[2]。
1884年(明治17年)に札幌農学校第4農場が開設されたとき、山に慣れた人を小作人とするため九州まで人材募集が出向いた[3]。小金湯は熊本県出身者が開拓担当となったため、「熊本開墾」と呼ばれた[4]。
1887年(明治20年)ごろから温泉場として発展を始める[4]。
1944年(昭和19年)の字名改正によって豊滝の一部となるが、豊平町と札幌市の合併の翌年である1963年(昭和38年)に「小金湯」として分割された[4]。
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