天徳寺 (秋田市)
秋田市にある寺院 ウィキペディアから
秋田市にある寺院 ウィキペディアから
天徳寺(てんとくじ)は、秋田県秋田市にある曹洞宗の寺院。本尊は聖観音。久保田藩(秋田藩)主佐竹家の菩提寺である。秋田県指定史跡。
1462年(寛正3年)、室町時代の佐竹家当主の佐竹義人(義憲)が夫人(佐竹義盛娘)を弔うため、常陸国久慈郡太田村(茨城県常陸太田市)に創建した。1590年(天正18年)、水戸霊松山(水戸市宮町、現在の水戸東照宮所在地)へ移転。1602年(慶長7年)、佐竹家の転封に伴い、出羽国秋田郡楢山村の楢山(現在の金照寺山)に移る。
1624年(寛永元年)12月27日[1]、火災により総門を残して全焼したため、翌年5月[1]に現在地である秋田郡泉村の泉山に移された。この際、焼失を免れた総門も移築されている。その後1676年(延宝4年)12月[1]に再び火災が起こり、総門と山門を残して全焼。9年の月日をかけて再建され、現在に至る。
また1672年(寛文12年)には本堂西の墓所に佐竹家の霊屋(たまや)が建てられ、歴代久保田藩主と夫人の霊が祀られている。1998年(平成10年)東京の総泉寺にあった正室や側室などの墓も移された。
平成初期(1990年)に本堂、書院、山門、総門の4棟と佐竹家霊屋が重要文化財に指定された他、「十六羅漢像」など多くの寺宝が秋田県・秋田市の文化財に指定されている。これらの寺宝は毎年8月17日・8月18日に虫干しを兼ねて無料で一般公開される。
秋田県秋田市泉三嶽根10-1
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.