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日本の江戸時代中期の大名。駿河田中藩初代藩主土岐頼殷長男で、田中藩2代藩主及び上野沼田藩初代藩主。従四位下丹後守・侍従。老中・京都所司代・大坂城代等を歴任 ウィキペディアから
土岐 頼稔(とき よりとし)は、江戸時代中期の大名。駿河国田中藩の第2代藩主、上野国沼田藩の初代藩主。沼田藩土岐家4代。官位は従四位下・丹後守、侍従。
元禄8年(1695年)2月6日、または2月8日に田中藩初代藩主土岐頼殷の長男(三男だったが2人の兄が早世したために世子となる、との説もある)として大坂で生まれる。正徳3年(1713年)7月、父の隠居により家督を相続する。奏者番・寺社奉行・大坂城代などを歴任した。享保17年(1732年)の享保の大飢饉における窮民対策で尽力したため、将軍徳川吉宗に賞賛されている。享保19年(1734年)6月に京都所司代となる。寛保2年(1742年)6月に老中となり、同年8月に田中から上野沼田へ移封された。
延享元年(1744年)9月12日、50歳で江戸にて死去した。跡を長男の頼煕が継いだ。
父母
正室
子女
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