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三重県から奈良県を経由して三重県に至る一般国道 ウィキペディアから
国道368号(こくどう368ごう)は、三重県伊賀市から奈良県宇陀郡御杖村を経由して、三重県多気郡多気町に至る一般国道である。
三重県内陸部における伊賀地域と松阪地域および、南勢地域を結ぶ一般国道の路線で、国土交通省では同地域間の連絡・交流路として重要な役割を担う路線に位置づけている[1]。起終点はいずれも三重県にあるが、2.7 kmだけ奈良県を通過するため三重県内完結路線ではない[2][注釈 1]。同様の事例として宮城県の国道346号がある。
一般国道の路線を指定する政令[3][注釈 2]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
三重県における重要な交通路の一つに位置づけられているが、伊賀地域と松阪地域間の仁柿峠(にがきとうげ)(北緯34度29分25秒 東経136度20分16秒)には、いわゆる「酷道」の区間が約5 kmにわたり存在する[1]。道の駅美杉側から仁柿峠へ向かった先には、道路幅員減少に伴う大型車通行止めの注意喚起看板が設置されている[1]。仁柿峠区間では、林の中の通る道路の幅員は狭く、場所により谷側のガードレールが設置されていないところもある[1]。2034年度には、仁柿峠の酷道区間を迂回する仁柿峠バイパスが供用開始する予定となっている[7]。仁柿峠から北方の名張側は、2車線の快走路が延びている[8]。
※ 交差する場所は交差点名で表記
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