国師
高僧に対する諡号 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、高僧に対する諡号について説明しています。琉球王国における高官の地位については「蔡温#大陸赴任と国師就任」をご覧ください。 |
国師(こくし、くす)は、高僧に対して皇帝(朝廷)から贈られる諡号の1つであり、特に皇帝の師への尊称である。
僧侶に贈られる諡号としては、他にも大師号、禅師号などがある。
中国では、北宋初の賛寧による『大宋僧史略』巻中「国師」によれば、北斉の法常に国師号が贈られたのが最初であるとする。また、陳隋の頃には、天台智顗を国師と号していた。唐代に入ると、禅宗の北宗六祖の神秀を国師とした。憲宗の元和年間には、知玄を悟達国師とした、という例を挙げている。